Fw:控えのメンバーに出番を《ナカジfrom 小布施》

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【2012/5/16 オブ中男子バレー部メンタルコーチ/前編】

やぶちゃん月例の小布施5days(だんだん日数が延びていくような……笑)。

2日目の夕方〜夜にかけては、オブ中男子バレー部メンタルコーチ、役場ファシ勉、交流ブックラブの5時間・3本修行がありました。

1本目は、オブ中男子バレー部メンタルコーチ。

今回は、3年生にとって最後の大会へ向けて、現状と課題を確認していきました。

早ければあと2週間で、長くても90日で、3年生は引退となります。

「悔いの残らないように」「もう、やるしかない」と話す3年生。一方で、「ピンチのときにメンタルが弱くなる」「今、出し切らないと、結果はついてこないと思う気持ちが前に出過ぎて、逆に冷静さが保てなくなる」との悩みも。

ここで多田先生ご登場。

「一人ひとり、一生懸命やってくれています。それぞれの良さがあります。レシーブをするときは、上に上げれば誰かがつないでくれると信じて。ぜひ仲間を頼ってください。その代わり、自分のところに来たボールには、必ず触る。必ず上に上げる気持ちで」

「大切なのは『勝とう』『負けちゃう』『どうしよう』ではなく、冷静に判断すること。毎日練習してきたのと同じことを、当たり前にやれれば大丈夫です」

先生の言葉を受けて、

「どんな手を使ってでも、とにかくボールを上げるようにしたい」

「『練習どおり』が大切」

と自分の言葉で納得定着させていきます。

■■

ミーティングでは、コートに立つ選手だけでなく、全員が自分の役割をみんなと一緒に確認していきます。スタメンに入っていないA君が

「自分はまだ試合に出られず、応援している。まずは審判から覚えて、しっかり練習して、少しずつ試合にも出られるようにしたい」

と話すと、3年生から

「初めのころより審判が上手になっている。サーブも上達している。大会では、どこかでA君を試合に出してあげたい」。

続くB君は

「自分も去年は試合に出られず審判をしていた。今年はA君を試合に」。

すかさずやぶちゃん、

「去年は先輩たちが『何とかB君を試合に出してあげよう』と頑張ってくれたね」。

入部後間もない1年生も、そのやりとりを見ながら

「まだ試合には出られないけれど、声を出して応援し、先輩を励ましたい」

「先輩たちはいろんなことを乗り越えてうまくなってきた。自分もがんばりたい」

と、自分のすべきこと、自分にできることを見つけていきます。

(後編につづく)

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