Fw:わもんな言葉101−無意識共同体《わもん研究所所長: サノトモ》

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たとえば、歩いているときを想像してみてください。

右足と左足を交互に前に出して歩いています。

バランスを取りながら、倒れないように。

このとき、個々の細胞は何をしているでしょうか?

人間には、60億個ほどの細胞があると言われています。

身体を動かすときに主に活動するのは筋細胞かと思いますが、それぞれの細胞がそれぞれ絶妙なタイミングで活動して、人間の歩くという行為を成り立たせています。

それぞれの細胞はそれぞれに活動しています。

すぐ隣の細胞の情報から動くこともあれば、自ら伝達物質を発する場合もあるでしょう。

できることも限られています。

このような細胞の集まりで人間は構成されています。

ときどき思うことがあります。

私たちひとり一人が、ひとつの細胞なのではないか、と。

勝手な想像ですがご容赦ください。

私たちは、自ら動いたり、周りの環境によって自分の動きを決めて行動しています。

自分一人ではできないことも多々あります。

周りの人とコミュニケーションをとって、情報を交換したりもしています。

人間という種を一人の人間と見立てたとき、私たちひとり一人、個人はひとつの細胞であると思うのです。

もともとひとつの細胞から細胞分裂を繰り返し、60億個もの細胞になり、ひとりの人となります。

細胞分裂の過程で、筋細胞や脳細胞などに分化していきます。

似たような細胞が集まって、ひとつの器官や組織となっていきます。

人間も集まって、会社などの組織をつくっています。

組織を英語で言うと organization と言いますが、その語源である organ は器官や臓器を表します。

細胞のひとつひとつが、自分の役割を認識して活動しているかどうかはわかりません。

自分ができることをして、結果それが役割に沿っている活動なのかもしれません。

細胞側からみると何をしているのかわからないかもしれませんが、人間側からみると歩くという行為をしているかもしれません。

ひとつの生命体を構成するたくさんの細胞は、もともとひとつの細胞から分裂、分化していったもの。

見た目や役割など違っているところはあるけれども、同じところもある。

私たちひとり一人が細胞だとすると、その細胞が集まってできている生命体を「無意識共同体」と呼ぶのではないかと思っています。

《わもん研究所所長:サノトモ》

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