Fw:わもんな言葉102−遠心力と求心力《わもん研究所所長: サノトモ》

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2015年1月より、白帯心徒塾の受講の前には、わもん入門塾への参加が必須となりました。

わもん入門塾の位置付けを確認することもあり、1月3日、わもん入門塾認定講師を対象に講座が開催されました。

その講座のタイトルは「求心力の法則」。

初めは「遠心力・求心力の法則」でしたが、「遠心力」という言葉は外れました。

ここで「求心力」というのは、人を魅きつける力のことです。

「遠心力」はその逆。

講座の内容をここで述べることはしませんが、「遠心力」「求心力」から思うことを書きたいと思います。

「遠心力」「求心力」と聞いて、思い浮かべたことは、「高気圧」と「低気圧」。

風は気圧の高いところから低いところ流れます。

気圧というのは気体の圧力のことで、「高気圧」「低気圧」というときは大気の圧力と考えていいでしょう。

水が高いところから低いところへ流れるように、空気も気圧が高いところから低いところへ流れます。

熱帯性低気圧で、最大風速がある一定以上を超えたものを「台風」といいます。

台風は熱帯地方で発生した低気圧で、台風を気象衛星の写真で見ると、雲が渦を巻いています。

中心に向かって強い風が渦巻いて吹いている影響です。

渦巻きは脇に置きますが、低気圧では中心に向かって風が吹き、高気圧では逆に中心から外側に向かって風が吹いています。

低気圧と求心力、高気圧と遠心力が似ていると思うのです。

気圧が高い、低いというのは、同じ体積(で、同じ温度)あたりの空気の量が多いか少ないかの違いです。

同じ容器に空気がたくさんぎゅうぎゅうに詰まっていると気圧は高く、容器に空気が入っていなかったら真空です。

気圧が高いところから低いところに風が流れるのは想像できます。

人を魅きつける力は、低気圧のようなものではないのか。

たとえば容器に入っている「自我」を薄くすれば、気圧とはいえないですが、低気圧のような風がおこるのではないか。

またたとえば、「器」を大きくすれば、魅きつける力が生まれるのではないか。

こんなことを考えています。

《わもん研究所所長:サノトモ》

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