【リンポチェ師と歩むわもん平和へのいのりツアー5Days の感想】じんちゃん

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5日間を通して、リンポチェ師とやぶちゃんが日々深まっていく様子を目の当たりにできました。

お2人のお話を別々に聞いていても、それぞれ、どちらの話を聞いているのかわからなくなるくらい、
伝えたいことは同じような気がしました。

それは音です。

深いところを聞き合う、真剣に聞く修行が
チベット仏教では当然のこと。

お釈迦様が亡くなった後、たくさんの人が弟子の1人であるアーナンダに
お釈迦様が何を説いていたのか聞きに行った時
アーナンダは「これは私が聞いたことです」と言ってから伝えた、という話で
私に多くの気づきがありました。

人は、相手の話をすべて聞いているのではなく、
自分にとって都合よく聞いている、自分の解釈を入れてしまう、
ということです。

深く聞いて、相手を理解するということは、
音を聞くことであり、アーナンダが伝えようとしたことは、
お釈迦様が言っていた言葉の意味ではなく、
音だったのではないかと思いました。

般若心経をはじめとして、たくさんの経典は、
サンスクリット語の音に漢字を充てて解釈されています。
そして、現代でもその言葉の意味の研究がたくさんなされています。
伝えたかったことは、その言葉の意味ではなく、
音だったのではないかと思ったのです。
音なら、自分の解釈が入らず、
伝えたり、聞いたりすることができるような気がしました。

また音を聞くことこそが
相手のより深いところへ繋がっていけるのだと思いました。

深いところに繋がることこそが幸せへの源であるということも
腑に落ちました。

リンポチェ師の体から発せられるマントラに、
私の体は本当に痺れました。
マントラは唱えるものではなく、
響かせるものである、と心底思いました。

相手をよく理解したかったら、よく聞くこと。
そして伝える時は、ポジティブな言葉で。
言葉、とリンポチェ師はおっしゃっていましたが、
ポジティブな音、と私は捉えました。

自分の伝えたいことを
自分の深いところで自分に響かせることによって、
より深いところに繋がることができる…

今までは、人間1人1人がどこか遠いところから
この地球に、日本に下りてきていたような感覚がありましたが、
この5日間で、万物は元々一つのところにあり、
そこから、雫がぽちっ、ぽちっと一つ一つ落ちてくるような、
そのうちの一つが自分、そんな感覚になりました。

やぶちゃんにガチ聞きしてもらった時、
ハチミツがとろっとしたたり落ちると言ってしまったことがありました。
その時は、なんでそんなことを言ったのかわかりませんでしたが、
地球に下りてきた時の感覚を思い出したのかなという気になっています。

壁打ちの練習をしている時
やぶちゃんに「言葉は捨てろ!」とよく言われていましたが、
そういうことなのか、とようやく自分の中に染入ってきた感じがします。

音を聞いて、音を伝える。
筆記用具がままならない時代にやっていたコミュニケーションに戻ることを
今修行としてさせていただいているのだと思いました。

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