『LAST HOPE 見聞録』(69) 文・田村いくこ【薮原解体SHINSHO シリーズ 32 】

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2016/ 6/20  8:47

『LAST HOPE 見聞録』(69) 文・田村いくこ

【薮原解体SHINSHO シリーズ 32】

最近の薮原の大好物。

それは、その人の音に合わせるのではなく、音波を合わせて歌を唄うだけで、ちょっとした悩みをあっと言う間に解決することである。

悩んでいる人は、本人は無自覚のまま悩みの周波数の中にいて、そこからなかなか抜け出せないでいる。

そういうとき薮原は喝を入れる!

「その意識周波数に答えはない!」

そう言われても、本人はポジティブになろうとがんばっても、ネガティブに引っ張られるのが常である。

そういうとき、薮原が「今あなたの周波数はこれぐらいですよ」と音波を合わせて歌ってくれる。

それを今朝の検温ならぬ、「検音」と言ったりしている。

そして歌われた本人は音波が合っていると、何故かふっと笑えてくる。

悩んでいる出来事を一切話さなくても、なぜか音で周波数を合わせてもらっただけで、なんかわかってもらえたような気がして、ゆるんで、安定するようである。

薮原がやっていることを理論的に説明すると、このような仮説になる。

諸説あるらしいが、人間は約60兆個の細胞でできていて、それが48日間で生まれ変わると言われている。

それを1日、1時間、1分、1秒で割っていくと、それでもまだ大きい数字なので、1刹那は1/75秒なので、75で割ると、1刹那で50万個の細胞が生まれ変わっていることになる。

量子力学の世界の話になるが、意識は細胞よりもはるかに小さいはずである。

1個の細胞の中に、もしかしたら意識の素粒子が何個か入っていて、その意識の素粒子は振動していると仮定する。

細胞の中の意識素粒子がネガティブ向きになってしまうと、自分の気持ちをいくら上げようとしても、なんとなく観るもの、聞くものネガティブに見えてくる。

そんなとき、生まれ変わる瞬間に、先頭の細胞をポジティブに向けてあげると、渡り鳥のように、そのあとに続く細胞全部が上向き、ポジティブ向きになってくるのではないか?

その細胞をポジティブ向きにするのを、薮原は歌を唄うことでやっている。

その人の音波を合わせるけれど、かすかに上向きにするのである。

すると、歌われた本人は、にこっと笑う。
にこっと笑うと、1刹那50万個の細胞がポジティブに向かう。
そうやって何回か上向きに歌っていくことによって、その人を無理なく自然にポジティブにもっていくことができるのである。

この理論が正しいか、正しくないかは、科学的に解明されたわけではないので、わからないが、実際問題として、歌われた本人は悩みのゾーンから必ず抜け出しているから不思議である。

そして、意識の次元をどこに置くかで巻き起こる現象は変わってくる。

たとえば、ある人を見たときに、人それぞれ見解が違う。
それが今自分がいる意識周波数の位置とイコールなのだと思う。

同じ人を見ても、
その人を批判的に見ている人。
がんばってるなぁと見る人。
純粋な魂だなと見る人。

いろいろである。

自分の内面の世界がそのまま外側の世界に現れて見えるのである。

世界をどう見たいかは、自分の内面の意識周波数で決めることができる。

逆もしかり。
最近あまりいいことがないだとか、他責にしがちなとき、きっと自分の意識周波数が下がっているのである。

意識周波数は自分で決めれるけれど、自己コントロールがなかなか難しい。

そんなとき、薮原に「検音」してもらい、ポジティブに上げてもらうことによって、見える世界が変わってきて、結果的に周りで起こる現象まで変わってくるのである。

すべて今の自分の意識周波数次第なのだ。

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