Fw:わもん塾小布施・浄光寺 その5 【 201 0/06/19 】≪ヤブログ特派員:YMCA コーチ・高野≫

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【2010/06/19 わもん塾小布施・浄光寺in長野】 その5

「ネイティブコーチ。例えばたこ焼き屋のおばちゃんなんかで

売り上げがかなりあがる人、魚屋のおっちゃんでも牧師さんでも

「この人としゃべっていると、何だかやる気になっちゃうんだよね〜」

っていう生まれつきコーチの要素があって、

ネイティブな方がいらっしゃるそうです。

その話を聞いて、あっそうかと。

私も生まれつき、会話を通して相手のやる気高めることができる

素質を持っているのかなあと思ったんです。

ところがコーチングの中で唯一違和感を感じていたのが、

コーチと選手の関係です。

これが会社に取り入れられると、上司と部下の関係になります。

「どうよ!今月の売り上げは!?」「このクレーム、どう処理したい?」

って言った段階で部下は、

「頑張ります!」って答えないといけないって思っちゃいます。

上司はそう思っていなくても部下に心は筒抜けです。

つまり、会社の上下関係の中でのコーチングというものには、

若干の導きがあるな〜という風に何か違和感を感じていました。

何とかこのコーチングという言葉ではない日本語が登場しないかなと

ずっとひたすら考えておりました。

そんなときにチベットに行く機会があり、

偶然にも僧侶が修行している風景を見たんです。

日本で言う「そもさん、せっぱ」みたいなことをやっていたのですが、

それが修行だと聞いたときに思ったんです。

「そうか!コーチが修行すればいいんだ」と。

コーチがそのままの位置でそのまま上がってきなさい的な

ことだからややこしいんだと。聞き手が修行すればいいんだと。

そうすると同じ目線になるし、話してくれた方も聞き手が修行だから

聞き手が修行不足だと上司も修行になるなと。

つまり、話さない側が悪いのではなく、

話せない雰囲気を出している側=「聞き手」に問題はないかと。

話せないのは聞き手未熟という位置づけにしたんです。

そこから「聞く」ということを深めようというのが

この「わもん」なのです」

≪ヤブログ特派員:YMCAコーチ・高野≫

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