オブ中バレー部ミーティング見学投稿者 : 中島敏子

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【2012/03/14 小布施町役場行政コンサル『小布施中学バレー部わもん』in長野】
『わもん 聞けば叶う』のご著者、やぶちゃんこと薮原秀樹さんは、2年間にわたり、オブ中(小布施中学校)男子バレー部のメンタルコーチを担っていらっしゃいます。
本日、月1回のミーティングを見学させていただきました。
今回は、明日に卒業式を控えた3年生が勢揃い。みなさんそれぞれの進学先でまたバレーボールを続けていかれるようです。全国大会を経験されている強豪チームのメンバーとあって、高校でのご活躍も楽しみです。
1、2年生は、最近あった遠征試合の感想と、近々参加予定の遠征に向けた課題を発表。
「全国のレベルがわかり、割り切ることができた」「自分の実力、できていないことがわかった」「試合には負けたけれど、練習を積めば大丈夫」「全国で通用する部分もあるとわかった」「強みを伸ばしていけばもっと勝てる」。
前回の「どうしたら……」から「こうすればいける」という手応えをみなさんがつかまれたようすです。やぶちゃんは一人一人の言葉を聞いて、「前々回、前回よりも、みんなの話す声の音が力強くなっている」「試合に負けたのに凹んでいないね」とコメント。
チームの現状と、次回遠征へ向けての課題もしっかり確認。3年生からのアドバイスもあって、1、2年生はさらに自分たちの方向性を確信していきます。例によってやぶちゃんは、「こうしなさい」「こうしたらいいよ」とは一言もおっしゃいません。すべてメンバーから引き出していかれます。
さて今回は、ある高校の運動部員の親御さんが見学に来られたこともあり、1〜3年生全員が「自分の思うメンタル」を語ってくださいました。以下、その一部です。
「メンタルコーチをしてもらって、自分がブレなくなった。壁から逃げずに破っていく気持ちになり、結果につながった」
「チーム全員が同じ目標に向かって一つになった。その中で自分にできることをやってきた」
「失敗を恐れる気持ちを抱えたままだと、思っている通りの結果になっていく。思いを吐き出し、みんなに聞いてもらうことで、試合でのプレーがよくなった」
「いままで心に秘めて口に出せなかったことを言えるようになり、楽になれた。みんなの力で課題を解決できた」
「自分の不安を取り除き、心の負担を軽くしてもらえた。挑んでいく勇気をもらえた」
「ここ一番のときに、失敗を恐れる気持ちを『自分はできる』という自信に変えることができた」
「技術的にレベルの高い選手も、メンタルが崩れるとミスをする。上のレベルへ行くほどメンタルが強いチームが勝つ」
わもんメンタルコーチ恐るべし。同席された大人のみなさんが、ミーテイング後、「子どもたちは自分の中にちゃんと答えを持っている。それを自分たちが引き出してあげていないんですね」と、しみじみ語られる場面も……。「わもん」を受けたオブ中生たちの変化が、小布施の大人たちをも変えていくのかもしれません。


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