交流ブック・ラブ【2012/04/11 】《文屋ブログより》

▼SNSでシェアをしてやぶちゃんを応援しよう![?]

2012041122090000.jpg

【2012/04/11 小布施町役場行政コンサルin長野】

知恵の輪、外れぬハズがない/小布施交流ブックラブ
投稿者: 中島敏子

ファシ勉のあとは、千年樹の里で開催の交流ブックラブです。

やぶちゃんこと薮原秀樹さんのご著書『わもん 聞けば叶う』から、毎回1項目をみんなで輪読し、一人ひとり、気づきや思いを発表しシェアします。


今回のお題は「『わかろう』よりも『感じよう』」。

以下、みなさんの気づきの言葉をご紹介させていただきます。

「聞こうという覚悟をもって聞くことが大事。そうでないとパラボラアンテナのように相手の思いをキャッチすることができない」

「言葉も大切だけれど、雰囲気を感じ取ることが大切」

「自分が『聞けている』と思うときは、音を聞いている。楽しい話をしていても、沈んだ音で話しているときは本心と違う」

「肌から吸収するかのように、ストンと腑に落ちる瞬間がある。『これが察することか!』と思う。すると『もっともっと聞きたい』と思う」

「トンボのたとえ話がいい。トンボが動きたいように動かせてあげること、それを絶対尊敬で見つめつづけること」

「観察の重要性を痛感。相手に話してほしかったら、相手が関心をもっている話題を提供することも大切」

やぶちゃんからは、

「観察に徹すると、自分の気配が消えるんです。相手が動物でも人間でも同じです。観察と周波数同調によって、聞く力は高まります」

■■
さて後半は、最近、全国各地の「わもん」勉強会でやぶちゃんがスターマインのように打ち上げまくっていらっしゃる「二人羽織わもん」へ。

話し手と聞き手の会話を、羽織役の一人が聞き手の背後で聞きながら、「場の最終責任者」となって、聞き手をサポートします。

参加者の中から、お一人が聞き手、お一人が話し手、そしてやぶちゃんが羽織役になりました。

体験を終えて、「子どもの話が聞けない」という聞き手さんの感想は、

「『ここは待って』と何度もいわれた。自分でつっこみたいところがたくさんあった。待つことの大切さを教わった」

やぶちゃんからは、

「聞き手が自分自身の周波数を強く送ると、話し手はいらだちを感じてしまいます。自分がイライラして、待ちきれずにつっこんでいってしまうと、相手は話せなくなるんです」

「ジャッジしないこと、受容すること。それから、音程、音階、音調、音種を話し手に合わせることが大切です。自分の思いから離れるためにも、音にだけ、徹底的に集中します」

■■■
最後に全員から、二人羽織わもんを含む今回の感想……

「トンボを何としても獲りたい! という思い、ワクワク感も大切」

「相手の話を聞くよりも、自分が質問したくなってしまうことを再認識」

「音階を合わせることがまったくできていなかった。話していると自分と相手を重ねてしまうクセも」

「仕事先では聞けても、家族の話が聞けない」

「自分が『VS態勢』をとってしまうのは、生育歴の中で比べられたことが原因と気づいた。乗り越えられる!と思った」

「今日のテーマは『わかろう』よりも『感じよう』。勉強はしばらく休んで、『感じる』ことに集中したい」

「声楽と落語を勉強したい。落語は音の強弱で笑いを起こす芸」

やぶちゃんからは、「知恵の輪と、課題・問題の共通点」のお話。

「知恵の輪は必ず外れます。でも『できない』『外れない』と思っていたら外れません」

「問題や課題も同じ。目の前に現れたとき、『解決できないはずがない!』と信じきること。これこそが解決のカギです」

「『難しい』『私にはムリ』と言っていた方が楽です。努力しなくて済むからです。一方、『できる!』と信じる人は、あれこれチャレンジします。そしていつかクリアできます」

「課題は、解決できるものです。解決できない課題は自分の前には現れません。ただ外し方を見つけるだけです」

そして締めの言葉は……

「命には限りがあります。一日一日、一生懸命生きたいと思います」

「わもん」では、「相手の命の象徴=心臓を、自分の手のひらの上に預かっている気持ちで、相手の話を聞きます。それくらいの真剣さで、それくらいに全力で、それくらい一期一会の心で。容易なことではありませんが、そういう聞き方をめざします。

ナカジ

コメントは受け付けていません。