Fw:わもんな言葉9−事実集積が直感を生む《わもん黒帯: サノトモ》

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7月4日のヤブログ放送室のタイトルは「わもんな話」

さすが本家本元!

やぶちゃんの突っ走り宣言です。

さて、こちらの「わもんな言葉」は亜流の道を進みます(笑)

今週の放送の中で、ヤブログ放送室の第1回目のテーマが「エアロビ」というのを聞き、最初の方の放送はあまり聞いたことがなかったので聞いてみると、第2回目のテーマは「シャーロック・ホームズ」

やぶちゃんがホームズファンだというのは、どこかで聞いたことがあったのですが(まぁ、心徒塾かヤブログ放送室のどちらかとはなります…)、ここで聞いたのだったかな…。

ということで(!?)、ホームズ物から「わもんな言葉」を書こうとしたのですが、シャーロック・ホームズ・シリーズの文庫本は実家に…。

たしか、ホームズの物語の中に、「分析的推理」とか「逆向きの推理」という箇所があったと思ったからです。

しかし、シャーロッキアン(シャーロック・ホームズの愛好家とか研究者)とまではいきませんが、私もシャーロック・ホームズのファンです。

で、手元には『ホームズ探偵学序説』という本があります。

久々に手に取って読んでみると、『ホームズ探偵学序説』の中の引用に目的の個所がありました。

引用の引用になってしまいますが、また、長くなってしまいますが、『緋色の研究』からの引用です。
論理家は、たとえば一滴の水から、自分の見たことも聞いたこともない大西洋やナイアガラ瀑布の存在を推理しうる。同様に、人生もまた一本の大きな鎖であり、その本質はたった一個の環から知りうるのである。あらゆる学問と同様、「推理分析学」もまた長年の研鑽の末にはじめて習得しうるものであり、ましてやその完成の域に達するには、人生はあまりに短い。すべからく初心者は、きわめて多大なる困難をともなう倫理的精神的問題に取りかかるまえに、より基礎的な問題からマスターすべきである。たとえば他人に会ったら、ひと目でその人物の経歴や職業を見分けられるようにする。子供じみたことと思うかもしれないが、こうした訓練が観察力を鋭くし、どこを見、何を見るべきか教えてくれるのである。たとえば指の爪、上着の袖、靴、ズボンの膝、人差し指や親指のタコ、顔の表情、ワイシャツの袖口等々――いずれをとっても、その人の職業が端的に顔をのぞかせている。しかるべき観察者がこれらを総合すれば、必ずや何かわかるはずである。

『緋色の研究(A Study in Scarlet)』の中には、ホームズの雑誌記事「人生の書(The Book of
Life)」についての記載があり、上に引用した箇所は「人生の書」の一節。

あらためて読むと、やぶちゃんがヤブログ放送室や他のところで言っていることとリンクしていますね。

ホームズ物語をあらためて読みなおすと、いろいろな「わもんな言葉」がでてきそうです。

文庫本を実家においている理由は、WEB上にテキストがあるから。

しかし、WEB上のテキストは探し物には便利ですが、私は、読むのは本の方が好きです。

久々に正典を読みたくなりました。

《わもん黒帯:サノトモ》

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