メールマガジン信州小布施文屋だより『8.11夏の文屋座in福島』 Posted on 2012年8月21日 by サイト管理者 ▼SNSでシェアをしてやぶちゃんを応援しよう![?] 8.11夏の文屋座in福島のご報告 【信州小布施 文屋だより 2012年8月20日号 その1】 ★「福島完全安全宣言へ、世界の英知を福島に」の願いを叶えたい★ 東電福島第一原発(免震重要棟とJビレッジ)に昨年秋から毎月通って、職員を励まし、意欲を支えている、やぶちゃんこと、「聞く匠」の薮原秀樹さん。やぶちゃんを主な講師に迎えた「夏の文屋座in福島」は、8月11日(土)午後、福島市の福島テルサで開かれ、150人が参加して熱心に聞き、意見を交わし合いました。 やぶちゃんと文屋は、それに先立つ7月10日(火)午後、都内にて、世界中が注目する吉田昌郎さん(福島第一原発前所長。病気療養中)の独占インタビューを行いました。8月11日の文屋座は、その映像が初上映されるということで、事前に共同通信社が全国配信するなど、マスコミの関心を集めました。 今回の文屋座の願いはただ一つ。 「福島完全安全宣言へ、世界の英知を福島に」 原発事故が収束せず、除染も進まない過酷な現状から「完全安全」という言葉には抵抗感を抱く方も多いと思います。福島は、現在の地球上で、いちばん厳しい環境にあることは、誰もが認めるところです。だからこそ、「世界の英知を福島に」集めることで、一日も早い「福島完全安全宣言」を出せるようにしたいという気持ちを込めました。ここで「英知」とは、知恵や技術だけではなく、労力、資金、人の和、願い、祈りを含む言葉です。 ★超スーパーボランティアで原発現場を支える★ 吉田さんのインタビューは、『わもん-聞けば叶う』(文屋)の著者、やぶちゃんのご尽力で実現しました。聞く力がみるみる伸びる、考え方と秘訣である「わもん(話+聞)」は、年齢や立場の枠を超えて、幅広い層のみなさんが学び始めています。創始者である薮原さんの講演やセミナーを求める人が急増しています。 薮原さんは、企業や行政、学校、主婦の集まりなどに招かれて「わもん」を伝えるかたわら、福島第一原発に入り、吉田さんや現所長の高橋毅さんをはじめスタッフのみなさんの話を聞き、精神面から支えるメンタルコーチを引き受けてきました。過去10回、通算20日間、延べ250人。東電から、旅費を含むいっさいの報酬や費用を受け取っていません。 「なぜそこまで?」の問いに薮原さんは、「原発事故の収束なしに、福島の復興も日本の未来もありません」「『世界の英知を福島へ』の願いを叶えるためです」と答えます。この思い一つで原発の現場に通い続ける薮原さんへの絶大な信頼が、吉田さんの単独インタビューという快挙の背景にあります。 8月11日の文屋座では、薮原さんが今までに聞き取った現場のみなさんの「心の底からにじみ出た声」を披露し、吉田さんの約70分間に及ぶ映像のうち、オンレコ部分約28分間を、無編集、ノーカットにて上映しました。映像のすべてに、ハート・ララビーさん(小布施町在住の翻訳家)による英訳のテロップを付けました。 ★全国、世界の報道機関が取材、発信!★ 8月11日の会場の様子は、夕方のうちにNHKをはじめ民放各社が全国放送。 朝日・読売・日経が翌日朝刊の全国版に掲載。 共同通信社が、当日夕方、国内外のマスコミに配信。 → 毎日新聞 mainichi.jp/select/news/20120812k0000m040026000c.html 毎日新聞 「福島第1原発:吉田所長 ビデオでの発言全文」 mainichi.jp/select/news/20120812k0000m040027000c.html オーストラリアン紙(豪州)は東京特派員のRick Wallaceさんが福島の会場まで取材に来て、その日のうちに大きな記事を公開してくださいました。 8月13日には日本外国特派員協会(FCCJ)に招かれて、約60人の内外のジャーナリストを前に、やぶちゃんが講演しました。 その模様を、英国の有力紙「インディペンデント」が紹介。 www.movatwitter.jp/pc_web/gateway.php?http://iwj.co.jp/wj/open/archives/26480 米国のWall Street Journal紙も掲載してくださいました。 jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/13296 英語版 blogs.wsj.com/japanrealtime/2012/08/13/fukushima-watch-video-letter-from-plant-manager/ 8月13日夜には、フジテレビの看板報道番組「ニュースJAPAN」に招かれ、生出演しました。 ★福島第一原発、そして地元の双葉郡8カ町村へ★ やぶちゃんは会場で、原発事故に伴う汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設問題で混迷する、双葉郡町村会(8カ町村)のファシリテーター役を引き受けて、地域の復興のお役に立ちたいと表明し、地元のみなさんから大きな拍手がわき起こりました。 やぶちゃんは翌日から、そのための準備に取りかかり、着々と実現に近づいています。 「大震災と原発被害を克服する福島を、東京五輪の会場に」と初めて語って参加者を驚かせ、共感を呼んだやぶちゃん。「公(おおやけ)」のお役に立ちたいという深い信念と、たぐいまれな突破力をそなえたこの男に、これからも目を離せません。 やぶちゃんが熱く語るヤブログ放送室『夏の文屋座in福島』 →yablog.jp/2012/08/2012in.html 書籍『わもん』 → www.e-denen.net/wamon.php 【写真説明】 ・最上部:参加者が注目する中、吉田昌郎氏のインタビュー映像が初上映されました。撮影:山本香織さん ・上から2つ目:第二部では『世界夢ケーキ宣言!-幸せは家族だんらん』の著者 清水慎一さん(菓匠Shimizuシェフパティシエ。左)とやぶちゃんが語り合いました。撮影:山本香織さん ・上から3つ目:8.11夏の文屋座in福島を支えてくれた仲間たち。 ・最下部:8.13日本外国特派員協会(有楽町)で講演するやぶちゃん(中央)。右はアルジャジーラ(カタールの放送局)特派員で司会役のサラメ・ファディさん、左は通訳の松珠子さん。撮影:常國紀之さん 2.文屋の近況 ・IT企業の株式会社アイエスエフネットをご存じですか? ひきこもりの人も知的障がい者も戦力にする「20大雇用」を掲げ、社会的弱者の雇用創造に尽力している会社です。率いる社長は渡邉幸義さん。『考えてみる』の著者 大久保寛司さん、人とホスピタリティ研究所の高野登さん(前リッツ・カールトン日本支社長)に渡邉社長をご紹介いただくことができました。現在、同社と文屋では、共同企画の準備を始めており、気分がわくわくと高ぶっております。くわしいことは、いずれ書かせていただきます。 www.isfnet.co.jp/ ではみなさん、佳き夏の日々をおすごしください。
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8.11夏の文屋座in福島のご報告
【信州小布施 文屋だより 2012年8月20日号 その1】
★「福島完全安全宣言へ、世界の英知を福島に」の願いを叶えたい★
東電福島第一原発(免震重要棟とJビレッジ)に昨年秋から毎月通って、職員を励まし、意欲を支えている、やぶちゃんこと、「聞く匠」の薮原秀樹さん。やぶちゃんを主な講師に迎えた「夏の文屋座in福島」は、8月11日(土)午後、福島市の福島テルサで開かれ、150人が参加して熱心に聞き、意見を交わし合いました。
やぶちゃんと文屋は、それに先立つ7月10日(火)午後、都内にて、世界中が注目する吉田昌郎さん(福島第一原発前所長。病気療養中)の独占インタビューを行いました。8月11日の文屋座は、その映像が初上映されるということで、事前に共同通信社が全国配信するなど、マスコミの関心を集めました。
今回の文屋座の願いはただ一つ。
「福島完全安全宣言へ、世界の英知を福島に」
原発事故が収束せず、除染も進まない過酷な現状から「完全安全」という言葉には抵抗感を抱く方も多いと思います。福島は、現在の地球上で、いちばん厳しい環境にあることは、誰もが認めるところです。だからこそ、「世界の英知を福島に」集めることで、一日も早い「福島完全安全宣言」を出せるようにしたいという気持ちを込めました。ここで「英知」とは、知恵や技術だけではなく、労力、資金、人の和、願い、祈りを含む言葉です。
★超スーパーボランティアで原発現場を支える★
吉田さんのインタビューは、『わもん-聞けば叶う』(文屋)の著者、やぶちゃんのご尽力で実現しました。聞く力がみるみる伸びる、考え方と秘訣である「わもん(話+聞)」は、年齢や立場の枠を超えて、幅広い層のみなさんが学び始めています。創始者である薮原さんの講演やセミナーを求める人が急増しています。
薮原さんは、企業や行政、学校、主婦の集まりなどに招かれて「わもん」を伝えるかたわら、福島第一原発に入り、吉田さんや現所長の高橋毅さんをはじめスタッフのみなさんの話を聞き、精神面から支えるメンタルコーチを引き受けてきました。過去10回、通算20日間、延べ250人。東電から、旅費を含むいっさいの報酬や費用を受け取っていません。
「なぜそこまで?」の問いに薮原さんは、「原発事故の収束なしに、福島の復興も日本の未来もありません」「『世界の英知を福島へ』の願いを叶えるためです」と答えます。この思い一つで原発の現場に通い続ける薮原さんへの絶大な信頼が、吉田さんの単独インタビューという快挙の背景にあります。
8月11日の文屋座では、薮原さんが今までに聞き取った現場のみなさんの「心の底からにじみ出た声」を披露し、吉田さんの約70分間に及ぶ映像のうち、オンレコ部分約28分間を、無編集、ノーカットにて上映しました。映像のすべてに、ハート・ララビーさん(小布施町在住の翻訳家)による英訳のテロップを付けました。
★全国、世界の報道機関が取材、発信!★
8月11日の会場の様子は、夕方のうちにNHKをはじめ民放各社が全国放送。
朝日・読売・日経が翌日朝刊の全国版に掲載。
共同通信社が、当日夕方、国内外のマスコミに配信。
→ 毎日新聞 mainichi.jp/select/news/20120812k0000m040026000c.html
毎日新聞 「福島第1原発:吉田所長 ビデオでの発言全文」
mainichi.jp/select/news/20120812k0000m040027000c.html
オーストラリアン紙(豪州)は東京特派員のRick Wallaceさんが福島の会場まで取材に来て、その日のうちに大きな記事を公開してくださいました。
8月13日には日本外国特派員協会(FCCJ)に招かれて、約60人の内外のジャーナリストを前に、やぶちゃんが講演しました。
その模様を、英国の有力紙「インディペンデント」が紹介。
www.movatwitter.jp/pc_web/gateway.php?http://iwj.co.jp/wj/open/archives/26480
米国のWall Street Journal紙も掲載してくださいました。
jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/13296
英語版 blogs.wsj.com/japanrealtime/2012/08/13/fukushima-watch-video-letter-from-plant-manager/
8月13日夜には、フジテレビの看板報道番組「ニュースJAPAN」に招かれ、生出演しました。
★福島第一原発、そして地元の双葉郡8カ町村へ★
やぶちゃんは会場で、原発事故に伴う汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設問題で混迷する、双葉郡町村会(8カ町村)のファシリテーター役を引き受けて、地域の復興のお役に立ちたいと表明し、地元のみなさんから大きな拍手がわき起こりました。
やぶちゃんは翌日から、そのための準備に取りかかり、着々と実現に近づいています。
「大震災と原発被害を克服する福島を、東京五輪の会場に」と初めて語って参加者を驚かせ、共感を呼んだやぶちゃん。「公(おおやけ)」のお役に立ちたいという深い信念と、たぐいまれな突破力をそなえたこの男に、これからも目を離せません。
やぶちゃんが熱く語るヤブログ放送室『夏の文屋座in福島』 →yablog.jp/2012/08/2012in.html
書籍『わもん』 → www.e-denen.net/wamon.php
【写真説明】
・最上部:参加者が注目する中、吉田昌郎氏のインタビュー映像が初上映されました。撮影:山本香織さん
・上から2つ目:第二部では『世界夢ケーキ宣言!-幸せは家族だんらん』の著者 清水慎一さん(菓匠Shimizuシェフパティシエ。左)とやぶちゃんが語り合いました。撮影:山本香織さん
・上から3つ目:8.11夏の文屋座in福島を支えてくれた仲間たち。
・最下部:8.13日本外国特派員協会(有楽町)で講演するやぶちゃん(中央)。右はアルジャジーラ(カタールの放送局)特派員で司会役のサラメ・ファディさん、左は通訳の松珠子さん。撮影:常國紀之さん
2.文屋の近況
・IT企業の株式会社アイエスエフネットをご存じですか? ひきこもりの人も知的障がい者も戦力にする「20大雇用」を掲げ、社会的弱者の雇用創造に尽力している会社です。率いる社長は渡邉幸義さん。『考えてみる』の著者 大久保寛司さん、人とホスピタリティ研究所の高野登さん(前リッツ・カールトン日本支社長)に渡邉社長をご紹介いただくことができました。現在、同社と文屋では、共同企画の準備を始めており、気分がわくわくと高ぶっております。くわしいことは、いずれ書かせていただきます。 www.isfnet.co.jp/
ではみなさん、佳き夏の日々をおすごしください。