Fw:「言の葉」と「根っこの思い」《ヤブログ特派員: ナカジ》 Posted on 2012年10月24日 by やぶちゃん ▼SNSでシェアをしてやぶちゃんを応援しよう![?] 【2012/10/17 小布施町 交流ブックラブ】 「ブックラブ」とは言いながら、 ブックを開くことなく進んでいった今回。 やぶちゃんからは、会場「千年樹の里」の壁に掲げられた 大樹の絵を使った「わもん」解説をいただきました。 言葉は「言の葉」。 その葉にも、話し手の思いの断片は表れている。 同時に、 葉とつながる枝や幹、そして地中深くに張り巡らされた根には、 言葉にできない思いが宿っている。 「言の葉」が伝えてくれる情報は、わずか10%。 でもその「言の葉」は、 残る90%「根っこの思い」と、たしかにつながっているのです。 木に近づきすぎると、 木の一部しか視界に入らず、全体像をつかみそこねてしまう。 だから「わもん」では、 少し離れたところから「言の葉」を聞きながら、 「根っこの思い」を聞く。 それも、重心を完全に話し手側へ移して、 「のめりこむように」聞く。 発せられた「音」、そして「言の葉」に耳を傾けながら、 それらを手がかりとして「根っこの思い」を感じ取っていくと、 話し手は安心し、何を言っても大丈夫と感じ、 さらに深い「根っこの思い」を口にすることができるのです。 《ナカジ》
Fw:「言の葉」と「根っこの思い」《ヤブログ特派員: ナカジ》
【2012/10/17 小布施町 交流ブックラブ】
「ブックラブ」とは言いながら、
ブックを開くことなく進んでいった今回。
やぶちゃんからは、会場「千年樹の里」の壁に掲げられた
大樹の絵を使った「わもん」解説をいただきました。
言葉は「言の葉」。
その葉にも、話し手の思いの断片は表れている。
同時に、
葉とつながる枝や幹、そして地中深くに張り巡らされた根には、
言葉にできない思いが宿っている。
「言の葉」が伝えてくれる情報は、わずか10%。
でもその「言の葉」は、
残る90%「根っこの思い」と、たしかにつながっているのです。
木に近づきすぎると、
木の一部しか視界に入らず、全体像をつかみそこねてしまう。
だから「わもん」では、
少し離れたところから「言の葉」を聞きながら、
「根っこの思い」を聞く。
それも、重心を完全に話し手側へ移して、
「のめりこむように」聞く。
発せられた「音」、そして「言の葉」に耳を傾けながら、
それらを手がかりとして「根っこの思い」を感じ取っていくと、
話し手は安心し、何を言っても大丈夫と感じ、
さらに深い「根っこの思い」を口にすることができるのです。
《ナカジ》