Fw:「言の葉」と「根っこの思い」《ヤブログ特派員: ナカジ》

▼SNSでシェアをしてやぶちゃんを応援しよう![?]

d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_14.jpg d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e_15.jpg

【2012/10/17 小布施町 交流ブックラブ】

「ブックラブ」とは言いながら、
ブックを開くことなく進んでいった今回。

やぶちゃんからは、会場「千年樹の里」の壁に掲げられた
大樹の絵を使った「わもん」解説をいただきました。

言葉は「言の葉」。
その葉にも、話し手の思いの断片は表れている。

同時に、
葉とつながる枝や幹、そして地中深くに張り巡らされた根には、
言葉にできない思いが宿っている。

「言の葉」が伝えてくれる情報は、わずか10%。
でもその「言の葉」は、
残る90%「根っこの思い」と、たしかにつながっているのです。

木に近づきすぎると、
木の一部しか視界に入らず、全体像をつかみそこねてしまう。

だから「わもん」では、
少し離れたところから「言の葉」を聞きながら、
「根っこの思い」を聞く。

それも、重心を完全に話し手側へ移して、
「のめりこむように」聞く。

発せられた「音」、そして「言の葉」に耳を傾けながら、
それらを手がかりとして「根っこの思い」を感じ取っていくと、
話し手は安心し、何を言っても大丈夫と感じ、
さらに深い「根っこの思い」を口にすることができるのです。

《ナカジ》

コメントは受け付けていません。