Fw:高知県土佐市高岡中学校PTA 会報「かざぐるま」より《高知黒帯初段:まっちゃん》

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2013/ 3/25  7:34

高岡中学校PTA文化部 田村 容子様の感想

PTA教育講演会
「心をひらいて未来を拓こう それは現在(いま)」を聞いて

1月26日、PTA教育講演会が「わもん」の薮原秀樹先生をお招きして行われました。
『心をひらいて未来を拓こう それは現在(いま)』の演題で全く台本がない”直感劇場型講演会”でした。
大変寒い睦月の午前中でしたが、東京や岡山から来られた薮原先生ファンの方も含め、
生徒、保護者あわせて約五百名の参加者の前で、寒さも感じさせないほどの熱く深い講演でした。
生徒たちは、「ぜんぜん眠たくなかった」「友達の声を聞く大切さを感じた」「薮原先生は神がかっちゅう」と、
心に残る講演だったことを証明する感想を述べてくれました。
 薮原先生はまず最初に去年の九月二十一日、一年一組を訪れ、「高岡中学校の良い所を教えて欲しい」と
生徒に依頼していました。講演の冒頭では、生徒の思いをまず優先する発表がなされました。
薮原先生が出版された『悩みは気づきのチャンス』の中から抜粋された章を生徒会執行部のメンバーが順に
朗読していくなど、生徒参加型の講演が進められました。薮原先生は生徒の質問も積極的に聞いて下さり、
次々と講演の出演者が変わっていくので、聞き手の生徒も興味深く、楽しい時間を過ごしていました。
 とても深い講演内容でしたからこの場では報告しきれませんが、薮原先生は「死ぬまで悩みはなくならない。
いつか悩みの壁にぶつかった時に、今日の講演の内容を思い出してほしい」と強調されて語られました。
薮原先生が「聞いてあげることで一人でも救える命があるのではないかと思い、この道を選んだ」と語られたように、
”絶対尊敬(その人のことを否定しない)”を、もって聞き、話し手がいずれ必ずその悩みを自分の力で解消できると
信じぬくことの大切さに気づきました。しっかり聞くことができると、話し手は心が軽くなったり、
状況そのものは変わらなくても前向きな気持ちになれたり悩みを消す事ができたりしますから、
「絶対尊敬を持って聞く」実践は、修行のような忍耐のいる実践だと言っても過言ではありません。
親が子どもにまず”絶対尊敬”を持って聞く努力をしていけば、子どもは周囲の人に対して親と同じように
”絶対尊敬”を持って”聞く人”になろうと努力するようになり、より明るい社会へと連結されてゆくのではないかと
思いました。子ども一人ひとりの個性を尊重し、子どもが自分の力で悩みを解消できることを目標としていけるように
気づかせていただいた実り多い講演会でした。
 わもんブログで検索すると「やぶちゃんマインド一日一言」をウェブに載せて下さっているので、参考にしてみるのも
いいと思います。

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