Fw:わもんな言葉41−聞くライブ《わもん黒帯二段: サノトモ》

▼SNSでシェアをしてやぶちゃんを応援しよう![?]

2013/ 2/24 15:55

「聞くライブ」とはどのようなものか。

言葉での説明では魅力が伝わらないので、一度は参加されることをオススメします。

基本的には、講演者(?)であるやぶちゃんが会場の誰かを指名し、その人の話を聞く。

言葉にするとそれだけなのですが、下手な講演会を聞くよりは数十倍も心に残ります。

当然のことながら、指名された人がどのような話をするのかは予想できません。

筋書き・シナリオ一切なし。

しかし、終わった頃には、何かシナリオがあったかのような印象です。

以下は、ジョセフ・ジャウォースキー『シンクロニシティ』より。

終りの方の一節です。

“そう言うと、クレアは沈黙した。私たちはみな、350人の人々はみな、広い会場のなかでただ座っていた。何の音もしなかった。誰一人、何一つ、動くものもなかった。しかし、今起きていることのパワーが空間に満ちあふれていた。これほど心をゆさぶられる瞬間が、今までの人生のなかで何度あっただろう。私は、父の魂が私たちとともにいるのを強く感じた。大勢の人々の集まっているその会場のなかにあって、私たち全員のあいだに、親密さを、連帯感を、つながりを感じた。”

『シンクロニシティ』のこの箇所を読んで、「聞くライブ」を思い起こしました。

「シンクロニシティ」というのは、日本語では「共時性」と訳されます。

会場全体で時を共にする「聞くライブ」

是非体験してみてください。

《サノトモ》

コメントは受け付けていません。