Fw:わもんな言葉45−わもんの現場《わもん黒帯二段: サノトモ》 Posted on 2013年7月11日 by やぶちゃん ▼SNSでシェアをしてやぶちゃんを応援しよう![?] 禅画の中に、悟りにいたる道筋を牛を主題として表した「十牛図」というものがあります。 牛を「人の心」と見立てたとも、また、牛を「悟り」、童子を「修行者」と見立てたとも言われている十枚一組の画です。 十枚にはそれぞれ名前がついております。 (画像についてはwikipedia「十牛図」などをご参考に) 1. 尋牛 童子は牛を尋ね歩いています。 どこに牛はいるのだろう? 2. 見跡 牛の足跡を見つけます。 足跡をたどれば、その先に牛がいるぞ! 3. 見牛 牛を見つけます。 まだ尻尾ですが見つけました! 追いかけます! 4. 得牛 牛を捕えます。 よっしゃ!! 5. 牧牛 牛を飼いならします。 逃げないように念のため手綱をつけておこう。 6. 騎牛帰家 牛に乗って、家に帰ります。 手綱はついているものの、もう大丈夫! 7. 忘牛存人 牛のことは忘れて、ただ人がいるのみ。 牛は自分の心にいます。 8. 人牛倶忘 人も牛もともに忘れます。 いわゆる「無」の状態。 しかし、ここで終わりではありません。 9. 返本還源 もともとのありのままの状態に戻ります。 そこにあるのは自然の風景です。 10. 入・垂手 街に入り、手を垂れます。 布袋様の姿になって、人を導いている様子です。 わもんは「現場で通用してなんぼ」です。 サノトモ
Fw:わもんな言葉45−わもんの現場《わもん黒帯二段: サノトモ》
禅画の中に、悟りにいたる道筋を牛を主題として表した「十牛図」というものがあります。
牛を「人の心」と見立てたとも、また、牛を「悟り」、童子を「修行者」と見立てたとも言われている十枚一組の画です。
十枚にはそれぞれ名前がついております。
(画像についてはwikipedia「十牛図」などをご参考に)
1. 尋牛
童子は牛を尋ね歩いています。
どこに牛はいるのだろう?
2. 見跡
牛の足跡を見つけます。
足跡をたどれば、その先に牛がいるぞ!
3. 見牛
牛を見つけます。
まだ尻尾ですが見つけました!
追いかけます!
4. 得牛
牛を捕えます。
よっしゃ!!
5. 牧牛
牛を飼いならします。
逃げないように念のため手綱をつけておこう。
6. 騎牛帰家
牛に乗って、家に帰ります。
手綱はついているものの、もう大丈夫!
7. 忘牛存人
牛のことは忘れて、ただ人がいるのみ。
牛は自分の心にいます。
8. 人牛倶忘
人も牛もともに忘れます。
いわゆる「無」の状態。
しかし、ここで終わりではありません。
9. 返本還源
もともとのありのままの状態に戻ります。
そこにあるのは自然の風景です。
10. 入・垂手
街に入り、手を垂れます。
布袋様の姿になって、人を導いている様子です。
わもんは「現場で通用してなんぼ」です。
サノトモ