Fw:わもんな言葉45−わもんの現場《わもん黒帯二段: サノトモ》

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2013/ 2/24 15:55

禅画の中に、悟りにいたる道筋を牛を主題として表した「十牛図」というものがあります。

牛を「人の心」と見立てたとも、また、牛を「悟り」、童子を「修行者」と見立てたとも言われている十枚一組の画です。

十枚にはそれぞれ名前がついております。
(画像についてはwikipedia「十牛図」などをご参考に)

1. 尋牛
童子は牛を尋ね歩いています。
どこに牛はいるのだろう?

2. 見跡
牛の足跡を見つけます。
足跡をたどれば、その先に牛がいるぞ!

3. 見牛
牛を見つけます。
まだ尻尾ですが見つけました!
追いかけます!

4. 得牛
牛を捕えます。
よっしゃ!!

5. 牧牛
牛を飼いならします。
逃げないように念のため手綱をつけておこう。

6. 騎牛帰家
牛に乗って、家に帰ります。
手綱はついているものの、もう大丈夫!

7. 忘牛存人
牛のことは忘れて、ただ人がいるのみ。
牛は自分の心にいます。

8. 人牛倶忘
人も牛もともに忘れます。
いわゆる「無」の状態。
しかし、ここで終わりではありません。

9. 返本還源
もともとのありのままの状態に戻ります。
そこにあるのは自然の風景です。

10. 入・垂手
街に入り、手を垂れます。
布袋様の姿になって、人を導いている様子です。

わもんは「現場で通用してなんぼ」です。

サノトモ

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