【2013/05/03 武庫川ユリカモメウルトラ70kmマラソンin兵庫】
さあ!
まもなく8:30スタート!
楽しんできま〜す(^O^)/
60km関門15:45までに通過を目指します
写真は右から…もろさん、しもちゃん、やぶちゃん、あやちん、サノトモ
わもん創始者・薮原秀樹さんの新刊『聞けば叶う 〜わもん入門』が仕上がりました。
帯には、コーチング界の第一人者で、「学習学」提唱者の本間正人先生に、推薦文をいただくことができました。
「わもんは、あらゆるコミュニケーションの基礎となるOSです。」
OS、基本ソフト。本間先生からこの推薦文をいただいたことの重みを、感じています。
2011年秋、『わもん 〜聞けば叶う』を発刊してから一年半。初版5千冊を全国の読者様にお求めいただくことができました。薮原さんが創始したわもんは、ご本人の日々の研鑽によって、ますます磨き上げられています。それに伴うようにして、わもんを学ぼうと、修行を志す人々が増えてきました。
初版の完売が迫った段階で、『わもん』をそのまま増刷するのではなく、本文の一部を加筆修正すること、帯と表紙を一新することが決まりました。あわせて、書名も変え、新刊として発刊することになりました。「聞けば」と「叶う」。二つの動詞と「叶う」という断定的な力強さは、『わもん』の発刊以来、薮原さんとわたしたち編集チームの中に、わもんが地球を救うOSであるとの確信が養われてきた結果です。
人の話を聞く力は、自分の心を自身でわかる力や、自分の気持ちを相手に伝える力の元になります。聞く力=「わもん力」の磨き方を、初めて体系的にわかりやすく編集した本書を、すべてのコミュニケーション術のOSとして、ご愛読、ご活用ください。
文屋 代表・文屋座 主宰
木下 豊より
今回は、吉岡清十郎と武蔵の一戦を
題材にしようと思っていましたが……
せっかく『バガボンド』35巻が
発刊となったところなので……
最新刊から話題をいただこうと思います。
やぶちゃんの「わもん」を見て
しばしば感じることの一つに
「型のなさ」
があります。
そのとき、その場、その相手、その状況に応じて
自由自在に接し方を変えていくやぶちゃん。
なにものにも居着くことなく
瞬間瞬間の直感にゆだねて
融通無碍。
そんなやぶちゃんのありようを彷彿させる場面が
最新刊にありました。
武蔵の向き合う相手は……
「水」。
土を耕し、実りを得ようとする武蔵を
あざ笑うかのように、
繰り返し襲う、大雨の後の濁流。
耕しても、石垣を築いても
瞬時にすべてをさらっていく水。
武蔵はなんとか水に勝とうと挑むのですが、
その圧倒的な力を制することはできません。
それでもなお水に立ち向かう武蔵は、
あるとき気づきます。
川の流れは、
川底の地形や風の力によって完璧に決められている。
水は、器に収まればそこにじっと留まり、
手のひらから漏れれば雫となってしたたり落ちる。
どんな環境下に置かれても、
瞬時に場になじみ、姿を、勢いを変える水は……
外的要因によって完全に決められており……
それがゆえに……
「完全に自由」。
自分からは何も発しない。
自分からは動きださない。
つねに周囲の環境に沿い、そのことによって
あらゆる姿を、変幻自在の力を得る……。
武蔵がつかんだ「水」のイメージは、
まさしく「わもん」のそれではないでしょうか。
自らは完全沈黙し、
相手を絶対尊敬し、
その思いに徹底的に寄り添う。
選ばない。求めない。押しつけない。
その意識を貫くことによって、
そのとき、その場に最もふさわしいありようが
おのずともたらされるのです。
《ナカジ》