Fw:わもんな言葉121−最終責任者シップ《わもん研究所所長 :サノトモ》

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ツネちゃんが名付けた「最終責任者シップ」。

あらゆる現場で、自分が最終責任者であるという意識のあり方をいいます。

「シップ」というのは、「フレンドシップ(friendship、友情)」や「リーダーシップ(leadership)」などと同じ「シップ(-ship)」で、「シェイプ(shape、形)」と関係があり、状態や性質、能力や技量などを指し示します。

さて、今年の9月にイギリス・ロンドンで予定されているツネちゃんのスピーチでは、「最終責任者シップ」はどのように英訳されるでしょうか?

「最終責任者シップ」の英訳は未定ですが、思いついた英単語は「responsibility(責任)」でした。

「responsibility」という単語は、「responsible」という形容詞の単語に「-ity」という接尾辞を付けて名詞化した単語です。

そして、「responsible」という単語は、「response」という名詞に、「-ible」という接尾辞を付けています。

「response」は、日本語でいうと「返答」や「反応」という意味があり、「応答が早い」「反応が早い」というときに「レスポンスが早い」などと使うこともできます。

「response(レスポンス)」に接尾辞「-ible」を付けて「responsible」。

接尾辞「-ible」は、「できる」という意味のある英単語「able」から来ています。

「be able to 〜(〜できる)」というフレーズを聞いたことがある方は多いでしょう。

「responsible」というのは、日本語でいうと「責任がある」という意味ですが、「応答できる」「反応できる」という意味が含まれます。

つまり、「responsibility(責任)」というのは、「応答できる能力」「反応できる能力」のことです。

余談ですが、「able(できる)」+「-ity(名詞をつくる接尾辞)」で、「ability(アビリティ、能力)」です。

「最終責任者シップ」を考えたとき、最後の最後に反応できる状態、あり方を指すともいえると思います。

自分が、この場の状況に対して、最終の責任者として、油断せず覚悟を持って臨むあり方。

何が起ころうとも、指をくわえて見ているだけではなく、いつでも反応・対応できる状態を保っておくこと。

それが「最終責任者シップ」ではないかと考えています。

《わもん研究所所長:サノトモ》

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