Fw:わもんな言葉131−信じる力は翼になる《わもん研究所所長 :サノトモ》

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2015年10月2日、わもんマスタートレーナーまきちゃんの本が出版されました。

タイトルは『信じる力は翼になる』。

まきちゃんがこれまでの人生経験から学んだこと・気づいたことについて書かれています。

まきちゃんにお会いしたことがある方ならわかると思いますが、「日常をテーマパークに」という言葉どおりに、まきちゃんはいつも笑顔で楽しそうな雰囲気を漂わせています。

この本に書かれているような波乱万丈の人生を歩んできたようには見えません。

“ディズニーで働く中で、多くの体験を通じて人の輝きと可能性を信じきる力を育てていただいた。
そして、”わもん”では人を信じきる力の真価、誰もが持っている無限の可能性をみせてもらっている。

この出逢いで、紆余曲折、波乱万丈だった私の人生の体験すべてが意味のあるものになった。”

「信じる力は翼になる」という表現を借りていうなれば、辛く苦しいことや困難なことを乗り越えたというよりは、「(翼でもって)飛び越えた」といった方がいいかもしれません。

この本の中に、「信じる力の深さとパワーを身を持って体験できた」として書かれているエピソードがあります。

2度目のガンになり、その治療方法の選択で「命の決断」をしたときの話です。

“私が2度目のガンになった時、治療方針、術式もいろいろある中、ほんとにこれでいいのかな? 迷い悩んだあげく、これでいこうと命の決断をしたとき、やぶちゃんに「ええやん!!」って言ってもらえてほんとに勇気をもらった。”

“信じてもらえることで、自分を信じることができた。本当の自分と繋がることができたのだ。治療方法の選択は命が懸かっている重い決断だったから、たった一人、私の決めたことに「ええやん!」と言ってくれて、深いところで信じてくれる人がいることで、どれほど心強かったことか!生きる勇気が溢れてきた。”

“命の決断に対して「ええやん!」って言ってもらったことで生きる勇気をもらえて、心が軽くなった。”

誰かに信じてもらうことが勇気となり、自分を信じる力が増していきます。

軽くなることで飛びやすくなります。

以下、結城浩さんの『数学ガール/ゲーデルの不完全性定理』からの引用です。

“「ねえ、母さん」
「なあに?」デザートメニューを熟読していた母が顔を上げた。
「僕は――何やってんだろうね」
「美しい母と食事」
「なんだか――崖から落ちていく気分だ。何も準備ができていないのに……あとひと月で高三。あと一年で受験。毎日が過ぎて、崖が近づいてきて――地面がなくなる。どうやって歩けばいいんだろう」
「空を飛べば?」と母が言った。「地面がないなら、空を飛べばいいのよ」
「え?」
「二枚の翼をぱたぱた動かせば、飛べる。信じられないかもしれないけど、あなたは飛べる。左と右、一対の翼があれば十分よ。崖があるのは飛ぶために決まってるじゃない――あなた、何が怖いの?」”

《わもん研究所所長:サノトモ》

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