『LAST HOPE 見聞録』(101)  文・田村いくこ【薮原解体SHINSHO シリーズ 64 】

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2016/ 6/20  8:47

『LAST HOPE 見聞録』(101) 文・田村いくこ

【薮原解体SHINSHO シリーズ 64】

薮原はどこまでもチャレンジし続ける男だ。

常に一瞬前の自分を超える。

それも楽しげに楽々と超え続けて魅せてくれる。

今日は歌わない方のライブ、SHINKAライブが京都であった。

そこで今日は「わもん」黒帯4段のお披露目があった。

お披露目前の場作りは、かつては1時間かけてじっくりやるのが定石だった。

ところが最近では薮原の中で、自分がわくわくする事がやりたくて、その場作りの時間短縮に挑戦して、10分でやるようになってきた。

そして今日はさらに、なんと7分でやると宣言して、結果5分で終わってしまったのだ!

薮原のチャレンジはそれだけで終わらない。

お披露目あとは通称「やぶちゃんの好き放題タイム」

薮原は「自分もSHINKAしたいので、初めてのことをやりたい」と次々と初モノ尽くしのオンパレード!

まずは、自分がガチ聞きをしてるところを、話しを聞きに行きながら、今薮原がどんな聞き方をしているのか、解説しながら聞くということにチャレンジした。

例えば、

今相手はこういう風に思った。
次はここを探った。
今目が動いたので、こういうところにいこうとしている。
今休憩した。

というような相手の深層心理をずっと独り言のように話しながら、聞きに行く。

側で見ていたら、薮原が静かに聞いていたら何をしてるのかわからないので、薮原が見えている世界をリアルタイムで実況中継しながらのガチ聞き。

今までのように終わってからの解説よりも、現在進行形の解説の方が面白いと思いついたのだ。

直感で思いついたことは、やる!

それが薮原だ。

自分を信じているし、場も信じているのだ。

そして最後、ライブでは初めて円になって座りたいと、みんなのイスを移動させたのだ。

その中でいろいろやったのだが、究極は、今日初めてわもんのライブに来たという方に「わもん」では4段認定技の壁打ちをやらせたのだ!

それも誰の伴走もなしで一人きりで!

これにはみんなびっくり!

そしてその方は、戸惑いながらも、とても初めての壁打ちとは思えない見事な壁打ちをされた。

それから薮原は、その人にだけワンポイントアドバイスをする。

すると!なんと!!

もう一回その方が壁打ちをしてみたら、さらに、もう4段認定!と言いたいまでの素晴らしい壁打ちを披露してくれたのだ!!!

それもこれもその方の現場でのお仕事に役立つからというのが理由だった。

なんなのだ!このライブは!と常連の私たちもびっくりした!

この薮原のSHINKAっぷりの速さが、周りの人たちのSHINKAを加速させる。

また今日も驚きの1日だった。

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