『LAST HOPE 見聞録』(149)  文・田村いくこ【薮原解体SHINSHO シリーズ 106 】

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2016/ 6/20  8:47

『LAST HOPE 見聞録』(149) 文・田村いくこ

【薮原解体SHINSHO シリーズ 106】

本日2016年9月23日からわもん財団の新プロジェクトが正式にスタートした。

『聞く力を熊本に集結。〜良きことの循環をしよう〜』
wamon.or.jp/kumamon/kumamo2.html

9月18日早朝のわもん財団の総会で薮原が突然、熊本シフトに入ることを発案した。

そして2016年11月4日、わもん財団の理事長、理事、事務局、評議員全員が熊本入りすることが決まり、その日までに支援金300万円を達成する。

4月14日の熊本地震から約5か月、今なぜ熊本シフトなのか?

2016年4月22日の『LAST HOPE見聞録』? 【やむにやまれぬ大和魂】でも書いたが、その時薮原はこう言っていた。

「一人の力って永遠には続かないから、牛のよだれみたいに行かなあかん。

長引くんわかってんねんから。

長引くことを視野に入れてやらなあかん。

真のボランティアっていうのは息が長くないとあかんねん。」

熊本地震が、日本中の記憶から遠ざかりつつあり、支援が減っていくこの時期に、わもん財団が熊本に一点集中することに意味があるのだ。

薮原は力説する!

「ぜひわもん黒帯5段以上の方々たちも、11月4日は熊本にご参集いただきたい!

熊本に行けない方々も、意識だけでも熊本に向けていただきたい!

必ず社会にとって良きことが起こる自信がある!

このタイミングでやることが絶対世の中を良くする!

将来、あの時に薮原が熊本シフトを取ったことが、わもん財団を立派にして、わもん構想のど真ん中の財団が良くなったと言う日が絶対来る!

結果、全員の運氣が上がる!」

なぜ今なのか?

薮原の直感がそう告げているからだ。

機が熟した。

弓を引くとき、もうこれ以上引けない状態まで来たのだ。

あとは矢を的に向かって放つだけだったのだ。

薮原は、今でないと逆に間に合わないと言う。

何に間に合わないのかよくわからない。

だが、きっと薮原が言うように、今のこのタイミングが絶妙で、いろんなことが絡み合い、すべてがうまくいくことになるのだろう。

私もそう確信している。

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