「 100 分授業 ようこそやぶちゃん」投稿者 : 中島敏子 (2/4)

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【2012/02/16 課外授業『ようこそやぶちゃん!』《100分〜一流の学年づくり〜》in長野県小布施中学1年100人】
後半は、いよいよ「井戸端わもん」です。「井戸端わもん」とは、日常生活の中で気軽に実践できる「わもん」のスタイルで、「相手も自分も責めない」「発言者の話を最後まで聞く」という2ルールで自由に話し合うことです。
「コミュニケーションってなんだろう?」「チャレンジ!」「壁」という順に、3つのテーマで井戸端わもんを積み上げていきました。3つがつながりあって、演題である「一流の学年づくり」へ収斂されていきます。
さりげなく提示されたように見えて、年齢や立場にかかわらず、この3つに対して自分なりの答えが見つかれば、怖いものはなくなりそうな、深いテーマです。
「井戸端わもん」の間、やぶちゃんが強調していたのは、絶対的な正解があるわけではないこと、そして、みんなが見つけた答えはすべて正解だということ。
あらかじめ用意された正解を見つけるのではなく、自分の心と向きあって、心の声が発する答えを自分で聞き取る……そんなワークだったと思います。「わもん」で言うところの「自己わもん」の感覚です。
その末に、各グループの代表者たちが発表してくれた答えは、彩り豊かで、「なるほど」と思えるものばかり。
難しいテーマだと思います。大人でも、「これ!」という答えにはなかなかたどり着けないかもしれません。それでも一生懸命、自分の心を見つめる時間を、同学年の仲間と一緒に過ごした、その経験が、いつか尊いものに感じられる日が来るのでは……と思いました。


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