8.11 夏の文屋座 in 福島へメッセージ《くろちゃん》

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8月11日、いよいよ明日になりました。
「夏の文屋座in福島 地球を包む「わもん」の輪〜100年後のために、今わたしたちができること〜」

やぶちゃんは言います。命の声を聞く達人になりたいと、命の期限が決まった人が、最後にやぶちゃんに話を聞いて欲しいと言われるような聞く達人になりたいと。だから、僕もまだ修行中なんやと。
否定も肯定もせず、ただただ、その人の人生を受け入れる。そんな聞く達人に!
今回、福島第一原発でのやぶちゃんのスーパーボランティアは、そんな思いが引き寄せたような気がします。

東日本大震災が起こってすぐ、やぶちゃんはこう言っていました。
神戸の震災の時は、ボランティアセンターに身体を入れて、復興の為に身体を使ってボランティアをしてきた。
しかし、今回は自分の役割は違うような気がしてならない。
わもんで、何か復興の役に立つをことをしなければならないような気がする。

そう言って、震災があった週の土日(2011/3/12.13)も京都での心徒塾は予定通り開催されました。

果たして、そのやぶちゃんの直感は正しかったのです。
まもなくして福島第一原発で水素爆発が起こりました。
放射能の危険がある中、東電の現場に携わる方々は命をかけて作業をされています。
しかし、報道されるのは、後手後手を踏む対応ばかりです。
東電の撤退報道に、国民は困惑し、不透明な発表に怒りました。

そんな時、やぶちゃんから、その危険極まりない福島第一原発、その免震棟に入りたいと思っていると聞かされました。
「やぶちゃんは何を言うてんねやろ?」と僕は思いました。そんなことできるはずないし、できたとして、放射能まみれの、今世界で一番危険な場所です。
家族にそんな話してるんですか?と聞くと「そんなこと言っても心配かけるだけで、何もいいことはないから言わないですよ」と言いいました。
この人、本気なんやなと思いました。

でも、よっぽどのコネでもなければ、いくらやぶちゃんでも無理やと思いました。
それから、色々な方面からアプローチをするも、ことごとくアウト。しかし3ヶ月後、数本の糸が途切れた、その何本目かの糸が東電に繋がったのです。

東電の現場の幹部の方から、現場で危険を顧みず、命を落とす覚悟で作業にあたった作業員の方まで、やぶちゃんは話を聞いています。
その命の声を8月11日福島で語ります。
過去の後悔や未来への不安ではありません。事実を受け止め、輝く未来を提案します。

その熱い思いに耳を傾けて欲しい。

ひとりでも多くの方に、福島に足を運んでいただきたいと思います。

くろちゃん

※わもん(話聞)の創始者であり、全国で修行をするワモニストのトップランナーでもある聞く匠、やぶちゃん(薮原秀樹氏)は、くろちゃんのメンターです。

くろちゃん

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