家具の大正堂の渋谷社長の社長レター紹介させて頂きます！(YMCAメーリングリスト)

素晴らしい文章だと思います！

☆やぶちゃん☆

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YMCAの皆様

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。

年末年始の誘惑に弱い私は、ようやくランニングを再開しました。

今年初めての大会は、2月17日の青梅マラソン３０ｋｍ。

完走目指して頑張ります。

さて、昨日、やぶちゃんに我社にコンサルに来てもらいました。

その折に、私が毎月、社員向けに書いている社長レターの今月号を見せたところ、

「ぜひYMCAの皆さんにお見せしてください。」とのことでした。

まことに拙い文章で恥ずかしいのですが、

ご笑覧いただきたくお願い致します。

しぶちゃん

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社員の皆さんへ（No.189）　　　　　　　　　　　　　　　　平成２５年１月２０日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　社　長　渋　谷　金　・

速さより強さ

　今年の箱根駅伝は、前回ビリから2番目の19位だった日本体育大学が総合優勝しました。東洋大学や駒沢大学といった優勝候補を抑えての番狂わせでした。

　前回の惨敗を踏まえ、日体大監督はチームを抜本的に改革しました。実力で勝る3年生を主将に指名し、4年生の奮起を促しました。4年生から反発もありましたが、監督は強く退けました。主将本人も先輩である4年生との接し方に悩みましたが、同学年が支えました。次に、監督は自分の出身高校の元監督を特別強化委員長として招き、部員達の乱れた生活習慣を正しました。夜更かしが当たり前だったのを10時半に就寝、早朝練習前に掃除や草むしり、食事は好き嫌いを無くさせバランスよく摂ることを徹底させました。次第に4年生が主将に協力し、主将が4年生に相談するようになり、チームワークも成績も良くなってきました。箱根駅伝出場をかけた10月の予選会では、堂々の第1位。優勝候補の下馬評に上ることはありませんでしたが、選手たちは着実に力を蓄えていきました。

　そして箱根駅伝初日。猛烈な風で優勝候補が力を発揮できない中、常に上位をキープしました。往路最終区間の箱根上りの5区では例年に無い寒さも加わりましたが、3年生の主将が2人を抜きついに先頭に出ます。力強い走りでその差を広げ、そのままゴールへ。翌日の復路は4年生3人が大活躍し、首位を渡さずにゴールイン。30年ぶりの総合優勝でした。

　「悪条件では、冷静に自分の走りをする力こそ大事。」と3年生の主将。優勝候補に「速さ」で劣る日体大は、「強さ」で優勝を掴み取りました。苦しいときこそ頑張る。最後まで諦めずやり続ける。その強さ、本当の力を日常の生活や仕事の中で養う。1年後の消費税増税を控え、私たちが今やるべきことを改めて教えられました。

以上