Fw:わもんな言葉36−板の上に立つ《わもん黒帯二段: サノトモ》

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2013/ 2/24 15:55

話を聞いた当初は、まな板の上、という思いでいました。

3月31日(日)岡山で行われた「やぶちゃんの聞くライブ3!」にて、三段チャレンジ。

観客がいる中でのガチ聞きです。

申し込みをした時は、私はまだ黒帯初段。

三段チャレンジする方の雄姿を見たいと思って申し込みをしたのですが…。

3月20日付ヤブログ放送室『わもん声楽レッスン〜直樹先生と対談〜』
“http://yabuchan.jp/yabubroadcast/2013/03/20/0148/”
の中で、「板の上に立つ者」という言葉が出てきます。

コンサートなどで舞台に立つ者、あるいは、セミナーなどで人の前に立つ人、という意味です。

そして、さらにやぶちゃんはリスナーに向けて言います。

「あなたも板の上に立っているんじゃないんでしょうか」

今、この一時は1回切りの勝負だ、と。

「まな板の上の鯉」という言葉は、抵抗することもなく為されるがままの状態、という意味もあるのかもしれませんが、慌てず泰然として覚悟を決めた状態でもあります。

「人事を尽くして天命を待つ」という心境です。

思えば、鯉は力強い魚。

中国の故事では、黄河の急流のにある竜門という滝を登ることができたのは鯉だけだった、そして、竜門を登り切った鯉は竜になったという話があります。

「鯉の滝登り」や「こいのぼり」の話。

そして、鯉が竜になったという故事から、「登竜門」という言葉もあります。

はたして、自分は人事を尽くしているのだろうか。

まな板の上にも立っていたのではなく、まな板の上に寝転がってはいなかっただろうか。

残念ながら、今回は黒帯三段という竜門を登ることはできませんでしたが、今も板の上には立っています。

人は誰しも、人生という板の上に立っています。

自分の板の上では自分が主役、他の誰かの板の上ならば名脇役として立ってみたいと思います。

《サノトモ》

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