2-5 ご褒美をあげる
ここまで、ダイエット習慣を継続する為に、私のオススメの感情コントロールを書いてきました。
これも感情コントロールのひとつです。そして誰もが大歓迎、簡単で嬉しいコントロールの仕方です。
タイトルの通り、自分にご褒美をあげるという方法です。
どんな時に?
一週間で落とす目標体重を達成した時?
ランニングで10kmの自己ベストを更新した時?
いえいえ、もっともっと。。。すぐにできることです。
10kmラン中の5km地点で、ジュースを1本!その後の10kmラン終了後にジュースを1本!
それって、水分補給じゃないですか?と思った人、そうです確かにただの水分補給です。
しかし、炎天下の中、ランニングをして、喉がカラカラになり、休憩地点までガマンして、ガマンして、ガマンした後に、ジュースで喉を潤します。これって最高のご褒美ではありませんか。その休憩地点に到達することがワクワクします。それまでの喉をカラカラにして走るという行為がなければ、絶対に味わうことのできない喜びです。
だから、ご褒美なんです。頑張ったご褒美ですから、堂々と受け取ってください。
このように、ひとつの運動の中でも目標を小刻みに設定して、小さなご褒美をその都度贈っていくとモチベーションを高く、維持することができると思います。
お気づきだとは思いますが、私がお伝えしたいのは、ご褒美でもそうでなくても、しなくてはならない行為なら、プラスに解釈してやりましょうということです。
水分補給というのは、運動中特に夏にはやらなければならない、健康上必要な行為です。
もちろん、本当に喉も渇くわけですが、同じことをするなら、水分補給とドライに捉えるのではなく、ご褒美としてと捉えて、モチベーション維持の感情コントロールに利用しないともったいないと思うのです。
ご褒美は、受け取るタインミングとその事前の行為で、衝撃的な効果をだすことがあります。
例えば、2010年の7月に初めて小布施見にマラソンに参加した時のことです。
2月くらいから練習をしていたのですが、色々な事情で直前の一ヶ月、ほとんど練習ができませんでした。
初めてのハーフマラソンで、炎天下、練習も不足していたため、5kmくらいから歩き出してしまいました。
とてもとても、長い21kmでした。あまりにも暑く、苦しくて、もう今年だけでいいやと思いました。
一回参加したらもう十分だと思ったのです。
そう思って、走っていた(歩いていた?)18km地点です。まだあと3kmもあると思ったところで、なんとアイスを配っていたんです。何種類か配っていたんですが、私が受け取ったのは忘れもしません。パピコのコーヒー味です。冷たくて喉が癒されてすごく幸せな気持ちになりました。パピコは2つに分かれているので、ひとつなくなってももうひとつ
あります。なんとも幸せな気分です。
ゴール後、やぶちゃんにマラソンを勧めたという家具の大正堂、渋谷社長に、「来年も18km地点のアイスを食べるために参加します。」と宣言しました。
小布施の夏の、あの18km地点で、しかもパピコのコーヒー味が最高のご褒美!
その為に、毎年参加したいと思っています。
あまり、ご褒美、ご褒美といって、口に入れるものを増やすとせっかくのダイエットが、と心配になる方や、少しゆるいのでは?と思われる方も、中にはいらっしゃるかもしれません。
感情をコントロールして気分よく、継続していくことがわもん式ダイエットです。
全てに優先して気分よく行うことを大切にしていただきたいと思います。
ここまで継続する感情コントロールということで、私が実践してきたことを紹介してきました。
?不快適領域に足を踏み入れる。
?効果が出ない時はアプローチを変える。
?痩せ続けていると思い込む。
?制約の中で十分に楽しむ。
?ご褒美をあげる。
あくまでも私の例ですが、全て実行できれば、もちろんダイエットは成功します。
なぜなら、効果が出ない時はアプローチを変えながら、成功するまでけ継続するからです。
何度も申しますが、いかに気分よくダイエット習慣を継続していくかということが大切で、その為の取り組み方として、感情をコントロールすることが必要だと思っています。
もちろん私の真似をしていただくのも大いに結構ですし、アプローチを変えて、自分にあったコントロールの方法を見つけていただいてもいいと思います。
感情をコントロールすることができると、目標達成までダイエット習慣を継続していけると思います。
Mr.くろちゃん