ファシリテーション勉強会【2012/ 04/11】《文屋ブログより》

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【2012/04/11 小布施町役場行政コンサルin長野】

めざすは「みんなの納得」/小布施町役場ファシ勉
投稿者: 中島敏子

さて、4月11日、オブ中バレー部につづいては、恒例の役場ファシリテーション勉強会、略してファシ勉です。

今回は、やぶちゃんこと薮原秀樹さんが「わもんの天然モノ」と賞賛される、風味堂の大窪経之さんもご参加なさり、やぶちゃんの「わもん」を大窪さんが解説されるという贅沢な勉強会となりました。

お二人のコラボレーションで、ポイントをクリアに浮き彫りにしていただきましたので、かいつまんで振り返ってみます。

まず、ファシリテーションの最大の目的は……

「全員が納得して帰る」こと。

そのために……

1 疑問や反論が出ても、ファシリテーター自身が抱え込んで、考えて、悩む必要はない。納得しない人にはどんどん発言してもらう。みんなの発言によって、全員の納得につなげていく。

2 ファシリテーターはボール(発言権)を抱え込まない。ショートパスをこまめに回し、全員に「自分事」「油断大敵」の意識をもってもらう。そのために、常に全員を見るともなく見ている。

3 ファシリテーターの意識は「自分:出席者=1:全員」ではなく、「自分:出席者=1:1×人数」。一人ひとりとのコミュニケーションを図りながら全体へフィードバックしていく。

4 ファシリテーターが「この人の話を聞きたい」と思った人ではなく、「今、『話したい』と思っている人」に発言してもらう。

5 キーマンを見つけておく。助けてくれる人が、その場に必ずいる。困ったときは、自分で抱え込まず、キーマンにパス。

6 遅れてきた人をアシストする。これまでの会議の流れと現状について、ポイントを伝えて、情報をシェア。誰一人、アウェイ感、ビハインド感をもたないように、みんなが気分よくいられるように。

7 「この人たちが整うと、この場全体が整う」という人を見分ける(たとえば、連続展開している会に初参加の人など)。思いをできるだけ吐き出し、気持ちをすっきりさせ、「聞く」状態になってもらうよう心を配る。

8 一人ひとりから常に情報収集する。発言を受けて、その背後にある思いを察する。仮説を立てながら聞き、「人物像」の空欄をどんどん埋めていく感じ。

9 話の聞き方は、「声の変化を聞く」「話が長くなりそうな人には、息継ぎの瞬間などをとらえて一旦パスを引き取る」「他の人の発言に対するうなずき方を見て、次に発言してもらう人を絞り込む」「納得しない人に対しては『教化より感化』。すでに納得している人の体験談、今の実感などによってサポートしてもらう」などなど、どこまでも「わもん」です。

……というように、やぶちゃんと大窪さんの「舞台裏解説」を拝聴して「ほほー」「ははー」「へええー」と感心しつづけているうちに、たちまち1.5時間が過ぎました。「わもんの天然」お二人の場づくり、いつもながらお見事です。

ナカジ

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