オブ中バレー部メンタルコーチ【2 012/04/22】《文屋ブログより》

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【2012/04/11 小布施町役場行政コンサルin長野】

自分事化→本気度アップ/オブ中バレー部メンタルコーチ
投稿者: 中島敏子

4月11日に、オブ中(小布施中学校)男子バレー部のメンタルコーチミーティングを見学させていただきました。

いつものことながら、このミーティングは気づきと感動の連続です。

見学チームの大人たちが思わず涙する場面すらあります。

冒頭、集まったメンバーの表情をぐるりと見渡して、

「みんな、たくましくなったね。声を聞かなくても感じます」とメンタルコーチやぶちゃん。

「あと5カ月で引退」

3年生のこの言葉を皮切りに、メンバー一人ひとりが、今の思いを発表していきました。

「一昨年も去年も全中(全国大会)へ出場したけれど、このままで大会に間に合うのか、ちょっと心配。」

発言を受けて、やぶちゃんは「それ、本音やな。心配してるね。ところが、いままでのように『不安』ではなくて、『心配』って言ってるんだよね。この違いは何?」と鋭くコメント。

すると3年生が「不安とか言ってる場合じゃない。もう引退だから。」

つづく2年生から「今年、全中に行けなかったら、来年、自分たちの代でも行けない。(自分はまだ2年生だけれど)自分にとっても引退と同じような感じ。今年を大事にしたい。先輩たちのサポートではなく、『一緒に全中に行きたい』という思いがある。」

この言葉を引き取って、やぶちゃんがおっしゃったのは……

「自分事化」

「本来なら2年生は『先輩、がんばってください』でいいのに、他人事にしていないね。意識を3年生側にもっていって、自分事化してくれたね」とやぶちゃん。

「先輩たちをサポートします」で終わらせることなく、「自分たちの引退」を視野に入れたことによって、2年生の当事者意識がぐっと高まり、これからの数カ月がとても切実なものになり、本気度がアップしている、ということです。

「これはすごくいいことです!」

みんなの今の思いを聞いた後、井戸端わもん、

そして「やぶちゃんと一問一答」という直感企画がありました。

メンバーの一人から、「自分のポジションではできないプレーを、ときどきやりたくなってしまう。そんなとき、どうしたらいいですか」との質問。

やぶちゃんはきっぱり「答えは自分の中にあるから、やぶちゃんは答えを言いません。自分で気づいてもらうしかないんです」。

他のメンバーからコメントが返ってきました。「気持ちはよくわかる」と共感する人。「でも、そのポジションを守れるのは一人しかいないから」と励ます人。

そして最後に監督の多田先生がズバリ、「そう思うのは当然です。でも君のポジションは決まっています。

その思いをもちながら、自分のプレーをするしかありません」。そして「自分がそのプレーをしないからこそ、遠慮なく文句も言えるんです。もっと文句を言っていいよ。強いチームになればなるほど、そうだから」。

仲間たちと監督の言葉を受けて、何ひとつ状況は変わっていないにもかかわらず、質問したメンバーは「スッキリした。これからは遠慮なく(思ったことを)言います」と笑顔です。

自分の気持ちを聞いてもらい、心が軽くなったこともあってか、このメンバーから「そろそろ不安がピークになりそうなメンバーがいる」とご指名が。

呼ばれたメンバーが、「自分が一番経験が浅い。自分が失敗して、みんなに迷惑をかけることが不安」と、なかなか言えなかった思いを話してくれました。

このメンバーへ、全員から一言ずつ、コメントがありました。

「1年前は自分も同じ気持ちだった。その思いを受けとめて、チーム(の闘志やムード)を上げていきたい」

「最近、元気がなくなっていたのを、見てくれていたメンバーがいてよかった」

「不安をみんなで共有して戦えるのは、オブ中しかいない。試合の大事な場面で、メンタルの差が出る」

最後にやぶちゃんから「不安なときには『不安』と、苦手なものは『苦手』と言えることで、すごく楽になれます。

メンタルはやぶちゃんの担当だから、大丈夫。必ず強くなれます」。

思いを素直に出せる場があること、聞いてくれる仲間がいること、互いの思いを共有できること。

みんなが「わもん」の気持ちになれたとき、思いはつながって、一人ひとりの、そして結果的にチーム自体の、力が高まります。

シェア+自分事化→本気度アップ。大人もまったく同じだと思います。

毎度毎度のことですが……

今回も、ただただエネルギーをいただいてのおいとまとなりました。

ありがとうございます。

ナカジ

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