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【2012/05/31 第4回わもん塾奈良・生駒】
井戸端わもん!
皆さん、しっかりと聞いていますね〜(*^_^*)
【2012/5/19 第2回白帯心徒塾in小布施】
第1回にひきつづいて満席開催となりました白帯心徒塾。初参加のAさんが1時間遅れの到着となったことを、やぶちゃんはサッとすくいとり、最終的にはAさんをめぐってクライマックスポイントが形成されました。瞬間、瞬間の直感の集積が生みだしていくライブドラマ……何度居合わせても、感動は尽きません。
前半のワークを終えて、やぶちゃんが提案されたのは、Aさんが話し手、そしてこれまた初参加のBさんが聞き手、やぶちゃんが羽織となっての二人羽織わもんです。
まずは羽織抜きでの「わもん」実演。AさんとBさんはもちろん初対面です。数分間の対話を聞いて、みなさんからの感想は……
「(聞き方が)ぎこちない」「軽い事情聴取のよう」「Bさんの質問にAさんが戸惑っていた」「聞き手が筋書きを作ろうとしているので話し手が話せない」「一問一答という感じ」「聞き手が『話さなきゃ』と思っている印象」
ここで羽織やぶちゃん登場。いつにもまして、やぶちゃんは途切れなく、ずっとBさんに話しかけています。初体験とあって、「羽織」の存在に戸惑い、時折背後を振り返ってしまうBさん。ところがBさんのうろたえぶりをよそに、Aさんはさきほどとは打って変わって、よどみなく、気持ちよく、話していかれます。
「羽織わもん」を終えてのみなさんの感想は……
「今回は寄り添っている感じ」「聞いてくれている。だから話せる」「聞き手が『聞いているよ』と表現し、伝えていた。いいタイミングでうなずいてくれるので話したくなる」「話し手が安定して、スルスルと話していた」
さらに「井戸端わもん」を行ったところ……AさんとBさんはグッと親密な雰囲気に……。
Bさん「普段の仕事では、聞く時間より発信する時間が圧倒的に多い。自分の思いをどれだけ伝えるか、スタッフに何かを与えてあげなければならないと、そればかり考えている。『こうあるべき』と思う姿からスタッフがずれていたら、『的確なアドバイスをしなければ』と。相手が砂出しをしていても、出した砂をどうやって運ぶか、どこへ置こうかと、砂の処理の仕方を考えていて、話を聞いていない」
Aさん「二人は似たもの同士だった。人の話を聞く前にアドバイスをしたくなる。家族の話を聞いてあげたいと思う以上に、自分が話したがっていた。聞くときは『聞いてあげている』意識。それも自分が話すために聞いている。Bさんという相手がいるから、そういう自分に気づけた。『してあげている』『してあげなきゃ』と思うことで、自分は疲れる。聞けない悩みもそこから発しているのかも?」
つづいて、みなさんから気づき発表。
「初対面の二人が話しはじめてまだ30分。でも聞き方がいいと、こんなに近づける。お互いに聞いてあげられれば、ガッチリと思いが重なりあう」
「初対面の相手の話を聞くのは難しい、家族の話を聞くのは難しい、というのは思いこみ。そこから少し意識をずらせたら」
「自分も『部下に教えなければ』という形をつくってしまっている。その意識を外さないといけない」
「これが話聞一如だ。『他人同士』から一気に『夫婦』のようになっている」
「人の話を聞くには、自分の頭を空白にすること」
今回Bさんは羽織やぶちゃんの言葉に気をとられて、Aさんの話をしっかりと聞くゆとりがありませんでした。それでもAさんが気持ちよく話せたのは、Bさんが自分の頭で考えられなくなっていたことが、大きく起因していたようです。やぶちゃんもそこを意識して、「考える余裕を与えないために、ずっとしゃべりつづけた」とのこと。
もちろん、羽織やぶちゃんが、うなずきや、承認コメント、話し手の言葉を引き取っての次なる質問などを一つも逃していなかったことが、Aさんが気持ちよく話せた一番の理由でしょう。そのために、都度、一瞬早く判断し、聞き手に応答タイミングを伝えていくのです。
そして、やぶちゃんから……
「二人羽織わもんの一番のポイントは、聞き手と羽織の信頼関係。『人馬一体』の関係になれるかどうか。羽織と聞き手の事前ミーティングでいかに信頼関係を築けるかが勝負」
「羽織は聞き手をとことん尊重する。羽織を終えた後、聞き手の聞く力が少しでも上がることを信じきる」
「聞き手の聞き方シフトで羽織をすることが基本。聞き手の良さを存分に生かしながら、『ここを変えたらもっと伸びる』というポイントにはたらきかけていく」
「自分が羽織をすることで、どれだけ他の人の聞く力が高まるか。その意識で羽織をしています。羽織自身が聞き方を高めれば、聞き手はもっと聞く力が上がる。『自分さえ高まれば』という思いは微塵もぶれません」
【2012/5/18 「やぶはらニュース」生放送】
役場ブックラブ終了後、同会場内に仮説スタジオをしつらえて……
記念すべき第1回「やぶはらニュース」生放送を敢行!
昨秋の魚津カバン持ち研修の折、海鮮丼をいただきながら、おもむろにやぶちゃんに告げた妄想……
「やぶちゃん、『やぶはらニュース』ってどうでしょう?
いろいろな時事問題を、やぶちゃんが絶対尊敬で『わもん』的に、誰一人責めることなく解説するのです。
聞いた人が和やかな気持ちで元気に新しい週を迎えられるように……」。
……あれから約半年。
まさかこんなに早く、妄想が現実化するとは思っていませんでした。さすが屏風畳みの名人やぶちゃん。
ディレクションを役場の佐藤さんが、カメラマンを「小布施で乾杯!」に続いて小布施特派員Aさんがご担当。
「テラソdeやぶちゃん」を軸に、例によって打合せなし、台本なしでの垂直上昇ぶっつけ生放送です。
生放送とあって、番組放映中にやぶちゃんの携帯電話に感想メールが入り……
そのつどメッセージが紹介され……
ついには周囲で見守っていたブックラブ参加者のみなさんにもマイクが向けられ……
「やぶちゃんの番組」なのですが、「やぶちゃんファシリテーション実況中継!」の様相。
メインキャスターという役に没入することなく、ディレクターやカメラマンや見学者一同、番組をご覧になっているであろう方々、メールをくださる方々まで、お一人お一人の思いをたえず聞き、直感に忠実に、場を盛り上げていく……
そのようすは「時空を超えた場づくり」そのものです。
世界中の人たちが、国や宗教や立場の違い、利害関係を超えて、無意識共同体でつながりあう……
そんな場づくりを、やぶちゃんなら、ほんとうに実現なさるだろうと思えます。
ちなみに後日、佐藤さんは町内某所に特設スタジオを設けられたそうです。
次回(6/15 20:30〜)「やぶはらニュース」from小布施は、佐藤さん渾身のやぶちゃん専用スタジオから生中継予定(^^)
【2012/5/18 小布施町役場ブックラブ】
隣町から初参加のAさんをお迎えしての役場ブックラブ。地元紙「信濃毎日新聞」でやぶちゃんの記事をご覧になり、「何これ!? 小布施って進んでる! うちの職場にも、ぜひ!」ということで、馳せ参じてくださいました。
開始前にやぶちゃんと1時間の「わもん」をされ、すでにだいぶお気持ちが盛りあがっていらっしゃるようすでした。さらにアウェイ感を払拭するため、ブックラブはAさんに向けた自己紹介から。そこで、じつはAさんといろいろなつながりのある方が複数いることがわかりました。場は一段とほぐれ、整っていきます。
この日のお題は「『わもん』は会う前から始まっている」。輪読後の感想交換では、一人ひとりの発言を受けて次の人が新しい気づきを得、さらにそれを受けて次の人が気づきを深め……という連鎖がどんどん進んでいきました。
「子どもをせきたててばかりいた自分が、波長を合わせられるようになった。子どものいいところが見えるようになった」
「家族との関係を何とかしなければと思いながら、トライしようとしていない」
「相手に話を合わせるなど、ちょっとした心がけがいい結果につながることがある。帰宅後、最初に何を話すかで、関係が変わることも感じている」
「無理矢理尊敬を贈ってみると、結果がついてくるとわかった。自分の意識が変わると相手の態度も変わる」
「このごろ、兄弟のがんばりを見て『すごいなあ』と尊敬するようになった。そう思えるのも自分の意識が変わったからかも」
「『いい結果になる』と信じる気持ちを絶対尊敬する、ということが大切」
「自分より子どものほうが聞く力が高い。自分にとっては子どもとのコミュニケーションが『わもん』の原点。子どもと目線を合わせることが、自分にとっての絶対尊敬」
「苦手な上司から、理由もわからず叱責を受けたが、後になって、自分がいけなかった、配慮が足りなかったとわかった。その矢先に今日のこの項を読んだ。出会いの不思議を感じる」
「一番身近な人に絶対尊敬を贈れなかった。自分ではなく相手が悪いと思ってしまっていた。『わもん』に出会って、少しは絶対尊敬できるようになった」
プライバシー部分はここでは詳述できませんが、お一人お一人が、日常の生活や仕事の場ではなかなか話す機会のないようなデリケートな人間関係についても、スルスルと話されていました。初参加のAさんも躊躇なくご自身の体験を披露されました。みんながしっかりと聞き、受けとめました。
自己開示できる場。安心空間。それを支えるやぶちゃんの、場に対する絶対尊敬、「きっとすばらしい話が聞ける」と信じ抜く思いの強さ。目には見えない「場づくり」の大切さを、今回もまた実感しました。
最後に、やぶちゃんから……
「人は必ず死を迎える。これは間違いのない事実。死は必ず訪れる。そのことと徹底的に向き合っています。日本一の聞く達人になるために、『命を聞く』ことを重ねています」
「命を聞く」と言われたときに、重く受けとめる場合もあれば、「なるほど」と深く得心することも、「そんな大仰な」と感じることもあるかと思います。「命を聞く」という言葉がどう響くか、それはそのまま自分の心の状態なのかもしれません。
やぶちゃんは、相手の人生を、命を、引き受ける覚悟で聞いていらっしゃいます。大袈裟ではなく、ほんとうに、そういう意識で……。ぶれない軸をもつこと、現場で実践を重ねること、油断しないこと、自分を偽らないこと……意識のありようをどこまで自分自身で見つめられるか、見つめる自分を維持しつづけられるか、そこがほんとうに問われると思います。
『未来への羅針盤〜源泉わもん〜』〜幸せの源泉探し〜
〜ご案内〜
あなたも、あなたの大切にしている人も誰もが幸せになりたいと心から願っています 。
その答えは自分の心の中にあります 。
私たちと一緒に”幸せの源泉”を探して自分らしく輝きませんか?
『未来への羅針盤〜源泉わもん〜』〜幸せの源泉探し〜
【全3回】7月16日(月)祝日・8月12日(日)・9月17日(日)
1-1のテーマは “現在” 日常の些細な出来事から自分の心の動きを意識する
心の動きを知ることで「観て感じて聴く」源泉探しへ出発する準備を調えます
1‐2のテーマは “過去” 過去の出来事から心の動きを振り返り
現在へつながる「価値観の源泉」を発見します
1‐3のテーマは “未来” 過去、現在の感情の源泉を整理し
「最高に輝く自分」になるための答え
未来への羅針盤を “源泉わもん”で発見します
お申込み&お問合わせはhttp://www.21smilesgarden.jp/よりお願いいたします。
茉希ちゃん&やぶちゃん!
【2012/5/18 「やぶちゃんの小布施で乾杯!」生放送】
5月18日。朝7時過ぎにやぶちゃんからヤブログ小布施特派員Aさんに電話があり、「8時にゲストハウスに来られませんか? 『やぶちゃんの小布施で乾杯!』生放送をやりたいんです」とのこと。
おかげさまで、やぶちゃんからの突然のオファーにはだいぶ慣れてまいりましたので、Aさんはそそくさとおでかけ準備。
「こんなおもしろい機会を逃す手はない!」と同行準備を始めるナカジ……やぶちゃんの中ではそこまで織り込み済みだったのでしょう……だから集合1時間前にご連絡をくださったのです、きっと……。
さて8時。ゲストハウス前でタブレットの撮影スイッチがオンになった瞬間、やぶちゃんは一気にテンション垂直上昇マックスへ。
そこへ昨晩のテラソ聞き方講座へ参加された西山さんご登場。はかったような絶妙タイミングです。やぶちゃんから感想を求められた西山さんは、「受講者のみなさんの熱気は異様でした」と驚きの声を漏らしながらも「また参加します」と力強いお言葉。
西山さんを見送って、一行は大日通りを横切り、しんきん前→小布施堂本店前→桝一酒造前→と進みます。北斎館をめざして行くと、そこに現れた高級車の運転席にいらっしゃるのは小布施堂の市村社長。これまたすごいタイミングです。出会いをグイグイ引き寄せていくかのようなやぶちゃん……。
北斎館隣の風味堂へ立ち寄り、あいさつをして、栗の小径をたどりながら、再びゲストハウス前を通過。ここからが、やぶちゃん小布施daysの毎朝の通勤路です。国道を渡り、中町交差点で「かんてんぱぱショップ」もしっかりご紹介くださった後、おそらく地元の人しか通らない役場への近道へ。
振り返ると、いつの間にか、博多から「わもん」修行にお越しのわたふさんのお姿が。やぶちゃん、さらに引き寄せています。「小布施で乾杯!」は4人での道行きとなり、役場コンサルに出勤していかれるやぶちゃんを見送って、ぶじ終了となりました。
打合せも台本もなしに、本番を盛り上げていかれるやぶちゃんを見ていると、ほんとうに「現場の人」だなあ……と思います。あのテンション(は、いつものこととして……笑)、あの配慮力、あの機転、あの気の張り巡らせ具合……そんじょそこらの芸能人に勝るとも劣らないビルドアップ&エンタテインメントぶりです。
おもしろがっている撮影部隊の中でも、ぶっちぎりに超絶的に楽しんでいるのが、ほかでもないやぶちゃんです。やはり楽しむ人の周りに、人は集まるのでしょうか。