『LAST HOPE 見聞録』(140)  文・田村いくこ【薮原解体SHINSHO シリーズ 97 】

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2016/ 6/20  8:47

『LAST HOPE 見聞録』(140) 文・田村いくこ

【薮原解体SHINSHO シリーズ 97】

≪エネルギー幸循環の法則の応用〜アカデミック編〜≫

「地上から50階まで行こうと思うとちょっと大変という思い込みがありませんか?」

ところが、薮原はテレポーテーションみたいなイメージなんだという。

瞬時に50階までいけるのではないかというのだ。

そのためのエナジー幸循環である。

エナジー幸循環の仕方はいろいろあるが、誰かがいるなら相手と循環してもいいし、自分の中で循環してもいい。

その一つの方法が「喜び」だという。

しかも、自分に喜びがないときに、相手の喜びを一緒に喜んで一緒にエナジーを上げていく方法を薮原は提案する。

「他人の不幸は蜜の味」なんていうことも言うが、自分のエナジーを幸循環させるためには、相手の喜びを喜んであげる方が、結果として自分のためになるのである。

そうして、すべてを「喜び」に変える。

喩えるなら、スキーの時のコブ。

コブを滑るのに、ちょっとでも弱気になったらコブに当たって、転倒するだろう。

常に前傾姿勢で「ひゃっほー!」と言いながらどれだけそれを楽しんで喜べるか。

スキーの苦手な人はコブを見るだけで恐れや不安が出てくるだろう。

だがスキーが得意な人にとっては、コブを超えるのは「喜び」以外のなにものでもない。

スキーのコブを自分の成長材料として見ているのである。

「喜び」はエナジーの一番の源泉なのだ。

どんな状況であっても、それをどれだけ楽しみや喜びと捉えることができるか、エナジーはそれにかかっている。

つづく

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