カテゴリーアーカイブ: 行政コンサルティング
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ナカジ&奥田夫妻ウェルカムパーティーin長野・小布(1)
土屋ちゃん受賞おめでとう?(^O^) /
ケーキ入刀!小布施へようこそ!
ウェルカムパーティー@花屋投稿者: 中島敏子
木下豊さんの文屋ブログからの転載です!
ウェルカムパーティーに出席頂いた皆さん、ありがとうございました。
ナカジ&奥田さん…わもんのメッカ小布施構想、よろしくお願いしますm(__)m
【2012/02/15 ナカジ&奥田夫妻ウェルカムパーティーin長野・小布施】
15日の晩、フローラルガーデン小布施内のレストラン「花屋」さんにて、地元のみなさんがウェルカムパーティーを催してくださいました。なんとも有難いことです。得難いご縁、勿体ないようなお心遣い……「身が引き締まる思いとはこのことでしょう……」という心境でした。
ウェルカムパーティーの実行委員長は、小布施町行政コンサルタント暦3年、そして町長からのご指名による小布施親善大使の、薮原秀樹さん(やぶちゃん)。
実行委員は、町役場の高野伸一さん、ユースホステル「おぶせの風」の北風栄さん、そして文屋の木下豊さん。
このたびの移住にあたりまして、住まいのおせわをお引き受けくださったのが、高野さんでした。高野さんの細やかなサポートがなければ、今、ここに住んでいなかったでしょう。
北風さんには、『わもん 聞けば叶う』の執筆時にヤブログ放送室のアーカイブを一括ご提供いただいたほか、移住早々にファシ勉や交流ブック・ラブにてご一緒させていただきました。
そして木下さんには、小布施のみなさんとのご縁をガッチリつないでいただいてまいりましたほか、家業の「文屋」さんのお仕事の多くに参加しバシバシ鍛えていただいております。
頼もしい4氏のコーディネートにより、平日の貴重なお時間を割いて、
小布施町役場から、
かねてよりおせわになっております市村町長、
通称「副町長もできる落語家」小西副町長、
ファシ勉でおなじみの宮崎さん、
頼れる小布施の水の番人林さん、
思えば長くおせわになっております林薫さん、
ご担当の町報が県ナンバーワンに選ばれた土屋さん、
ファシ勉&交流ブックラブ仲間の酒井さん、
高知やぶちゃん講演会からのご縁の草間さん、
オブ中から、男子バレー部熱血顧問の多田先生、
小布施町社協から、やぶちゃんのラン仲間の川上さん、
まちとしょテラソから、長〜いおつきあいの花井館長、
いつもキメ細かなフォローをくださる奥様えいこさん、
花井さんご夫妻の愛娘、絵子さん、
おせわになりすぎております木下朝子さん、
『世界一のパン』英訳を担ってくださったハートさん、
同書の朗読会でご一緒くださった伊藤さん、
……と、長ーいおつきあいの方々から、知り合って数カ月の方々まで駆けつけてくださり……花屋さんのおいしいお料理を味わいながら、ゆったり愉しいひとときをいただきました。みなさま温かなお言葉ありがとうございます。
お聞きしたところによると、小布施町のIターン事業計画がキックオフとなってから初の移住者だったとのこと。そうか……私たちが小布施暮らしをたっぷり楽しんでいくことが、次の転入者を呼ぶかもしれないのですね……!
終盤のアトラクションとして……移住者2名にて……なぜか結婚式でおなじみのあのマーチのハミングに囲まれて……ケーキ入刀(笑)をさせていただきました。フルーツたっぷりのケーキのおいしさ、忘れません!
最後に……実行委員長自ら司会進行を買って出てくださり、一日のコンサル業務&オブ中男子バレー部メンタルコーチに全力投球された後、パーティーを仕切ってくださったやぶちゃん。ありがとうございました。
初対面の方から「テンションが異様に高いラテン系」「表面温度5000度」などと言われる(ご本人談)というやぶちゃん。その存在感は並ではなく、一度お会いしたら忘れられませんし、やぶちゃんと出会ったことで人生が変わってしまった人も数えきれないと思われます。
そのやぶちゃんが、パーティーのあいだ、司会として発声をされたとき以外、「ん? やぶちゃんはどこ?」と思ってしまうくらい、すっかり気配を消していらっしゃいました。
あの時間は、やぶちゃんの絶対尊敬と完全沈黙で「花屋」さんが包まれていたのですね……やはり「わもん」のぶっちぎりトップランナー、おみごとです……!
そしておもしろかったこと。一堂にお集まりくださった方々の中に、小布施生まれ・小布施育ちという「純小布施人」は3人に一人。町外から移り住んだ方が多数を占めていたわけです。
小布施がいかに外来の人たちに対して門戸を広く、懐を深く開いている町か、そして懐に抱かれた移住者、在勤者の方々が生き生きと輝くステージをつくってくれているか、それをうかがわせる一場面でもありました。
そんな町の一員として、日々を楽しみながら、自分たちなりの役割を見つけてがんばりたいと思います。よろしくおねがいいたします。
小布施中学バレー部わもんファシリテーション【 2012/02/15 】
オブ中バレー部ミーティング見学投稿者: 中島敏子
木下豊さんの文屋ブログを転載させてもらっています。
ナカジの長文、お楽しみくださいませ(^O^)/
【2012/02/15 小布施中学バレー部わもんファシリテーションin長野】
2月15日。この日は昨年から予定を組んでいただいておりました「ウェルカムパーティー」の日でした。
前日の交流ブック・ラブの帰り際、小布施町役場の林さんからお声掛けをいただいて、パーティー前にオブ中(小布施中毒!? ではなくて小布施中学校)男子バレー部で、薮原秀樹さん(やぶちゃん)によるメンタルコーチを見学できることになりました。
オブ中男子バレー部……昨年、県大会で見事優勝し、全国大会ベスト16にまで駒を進めた強豪です。
すごいのは、人数が多いわけでも、飛び抜けて優れた選手・体格のいい選手がいるわけでもなく、ごくごく普通に育った町の子どもたちが、少人数で部活動を続けながら、そこまでの結果を出していること。なかには全国中学生選抜チームに名を連ねた選手もいるそうです。
強さの秘訣は、技術力だけではないと、体現しているようなチームではありませんか。
やぶちゃんは、バレーボールの技術はお教えになりませんが、「わもん」で部員一人ひとりのほんとうの思いを受けとめ、メンタル面でチームを支えていらっしゃいます。
この日は、3年生の引退から日が浅く、新キャプテンを中心に新しいチームづくりに取り組んでいる男子バレー部で、「新チームになった今の気持ち」を一人ずつ発言するところから始まりました。次の大会が間近に迫っている時でもありました。
これまで先輩に支えられてきたから、今度は自分が返していかなければ……。
自分のポジションで、チームにどう貢献するか……。
自分のプレーの質があがらない。どうしたらうまくできるようになるのか……。
発言を聞きながら、やぶちゃんが彼らの心の奥底で通じあう思いを言語化し、全体にフィードバックしていかれます。
やぶちゃんが感じとったのは、「不安」を何とか埋めようとしているメンバーたちの前向きさ、「貢献」「どうしたら」の言葉に象徴される積極性。そして、一人ひとりが自分の課題を明確にしているようすでした。
さらに聞き込んでいくと、チームに対する新キャプテンの思いの変化がわかってきました。先代キャプテンのように、みんなに声をかけて励ましたいが、経験がないし、今の自分にはそこまでできない。そこで「考えすぎずに自分のプレーに徹しよう、あとはみんながついてきてくれるはず」と気持ちを切り替えたのだそうです。
そして……新キャプテンの心の状態がみんなに波及しているらしいこと、新キャプテンを頼りにするばかりではなく、自分も支える存在になりたいとみんなが願っていることもわかり、場の空気が温まっていきました。
最後には、キャプテンからメンバー一人ひとりに、期待や願いを伝え、全員がそれに返答をしていきました。
思いを言葉に出す。
それをみんなでしっかりと受けとめる。
その積み重ねによって、一人ひとりが自分の課題を明確に把握するとともに、仲間たちの状況や課題を共有することで、チーム内で自分が果たすべき(果たしたい)役割もクリアになっていきます。
互いに仲間を尊重できるようになるし、支えあえる信頼関係も深まっていきます。多角的な見方ができるようになり、客観視・俯瞰視の力もついていくでしょう。
そうした環境の中で、一人ひとりの選手の潜在力がどんどん引き出されていき、結果としてチームの総合力が高まっていくのだろうと思います。
オブ中男子バレー部のこのミーティングを、企業研修で見学したら、組織力アップにつながるたくさんの気づきが得られるのではないか……と思いました。
ちなみに男子バレー部には、学校の生徒会でも要職を担っているメンバーが多いそうです。
さて、やぶちゃんの接し方は、相手が中学生であっても、いつもと変わりません。企業研修の講師として演台に立つときとまったく同じです。大人だから/子どもだから、とか、クライアントだから/そうではないから、といった区別はありません。
若いだけに、語彙が思いを表しきれない面もあり、言葉にすると似たような表現になる部分も多いのですが、絶対尊敬、完全沈黙で聞くことによって、微妙なニュアンスの違いを察知でき、言葉の奥に潜んでいる「その一人」だけの思いも、しっかりとキャッチできるのです。
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交流ブック・ラブでの学び投稿者: 中島敏子
木下豊さんの文屋ブログを転載させてもらっています。
書籍『わもん』の聞き書きライター:ナカジ(わもん黒帯0001号)の文章いいね〜!
【2012/02/14 小布施町役場行政コンサル『交流ブック・ラブ』in長野】
交流ブック・ラブも盛況です。小布施のみなさん、さすがに熱心です。
今回のお題は「『わもん』は会う前から始まっている」。
全員で、1段落ずつ読み進み、その項目にまつわる思いや体験を語りあいます。
苦手な人と会う前には、どうしても「いやだな」と思ってしまいます。揺れる心を整え、これから会う相手に絶対尊敬を贈ることは難しいことです。
「こうありたい」気持ちと現実との間で、悩みながらも変わるきっかけを見つけようと、静かに、真摯に、自分の心を見つめる……心地よい時間そして空間です。
そんな中、お一人が発言しようとされたとき、やぶちゃんがおっしゃいました。「お題から外れても構いません! 今の思いを遠慮なく話してください!」。
「わもん」勉強会の特長の一つに「時間割を決めない」ことがあります。仮に決めていた流れがあっても、やぶちゃんの直感に基づいて変更されることも珍しくありません。
あの瞬間も、その方の今の心理状態を慮ると、「今日のお題」に縛るよりも、自由に思いを解放してもらうことのほうが、その方にも、みんなにとってもよい結果になると、やぶちゃんは直感されたようです。
その方が話してくださったのは、ご自身の大すべり体験。だんだん「わもん」の感覚がわかりはじめていたのが、初期の自分に戻ってしまったようで、自分がどうなってしまったのかわからなかった……と。
きっと普段の生活の中で話せるような話題ではなかったのでしょう。それが、「わもん」を核として集った仲間の中では、気がねなく話すことができるのです。やぶちゃんが創りだす「安心空間」と、話し手に絶対尊敬を贈る参加者の皆さんの聞く力の、なせるわざですね。
恥ずかしい思い違いも失敗も、生々しく語られる話し手の方の懸命な姿に、深く感じ入った方が多かったようです。私もその一人です。
感想でお話しさせていただいたのは……京都で開催されている「わもん」の黒帯道場「心徒塾」ではすっかりおなじみの……
「教化より感化」
先生が生徒に一方的に教えるのではなく、誰もが同じ地平に立ち、ともに修行に励む仲間として、気づきを分かち合い、ともに成長を喜び合う姿勢を表す言葉です。
今回、その方の、いわゆる「失敗談」をお聞きして気づきました。プラスの気づきや発見、一般に賞賛の対象となるようなすばらしい体験や創造だけではなく、失敗体験であっても、それを共有し、「わもん」の心で受けとめると、さまざまな気づきや勇気をいただくことができるのです。
また私自身、「わもん」勉強会で、コケて、すべって、失敗してきたことが、単なる恥ずかしい体験に終わるのではなく、誰かの、何かの気づきにつながる可能性があるんだ……と励まされた思いでした。
やぶちゃんのご著書『わもん』に集う、聞ける・話せる・安心空間、「交流ブック・ラブ」。温かな気持ちいっぱいで、終了しました。
最後に、主宰の北風栄さん、バレンタインのお心づくし、ごちそうさまでした! おいしく頂戴いたしました。