そして一番最後に、やぶちゃんは「今日欠席された4人の仲間にも、『100分って、こうだったよ』『こんなことをしたんだよ』と教えてあげてください」とおっしゃいました。
やぶちゃんが、どんな勉強会でも必ず配慮されていること、それは「アウェイ感を完全に払拭する」ことです。その場に居合わせた人の中で、情報差のために疎外感やビハインド感に襲われる人が一人も出ないように、細やかなケアをしていかれるのです。
遅刻した人がいれば、それまでの流れを必ず説明なさいます。話題にあがった単語を知らない人には、「知りません」とも言わせないように(知らないことを打ち明けるのが恥ずかしい場合も多いので)、尋ねられる前に、知らなくて困る前に、教えます。「自分が知っていることは相手も知っているはず」という発想がなく、相手に知識を強要することがありません。やぶちゃんはそこを徹底されています。
どんなに小さくても、ネガティブな思いの発生を見逃さない。どんな出来事もプラスの記憶に転じていく。そのために欠かせないのが、全身全霊で絶対尊敬を贈りつづけること、そして自分を深く絶対尊敬できていることなのですね。言うは易く、行うは難いことです……。
100分間のやぶちゃんは、ほんとうに嬉しそうで、楽しそうでした。またあのような機会が訪れることを願います。教育にも「わもん」!
長文にて失礼いたしました(ホント長いわ……(^^;)。
ナカジ


