
【2010/12/14 交流ブック・ラブin長野県小布施町】
北風さんとツーショット!
主催をして頂き
ありがとうございます 。
【2010/12月号 町報おぶせ】
[編集後記]
「ふるさとCM大賞NAGANO」の最終審査に小布施中学校1年2組の作品が選ばれたことから始まった取材。
単なるCM作りを超えた願いや思いが作品には込められていることを知り、町の皆さんにも伝えたいという気持ちから短期間でしたが特集に挑戦しました。
1年2組の皆さんをはじめ、担任の本間先生、副担任の木谷先生に取材にご協力いただきました。
本当にありがとうございました。
小布施は小さな町ですが、魅力ある人がたくさんいるということ、仲間との絆、町の皆さんとのつながりが大切だということを取材を通じてあらためて感じました。
今年はたくさんの人と出会い、学ぶことができた1年でした。
来年は人とのつながりをさらに広め飛躍できるようがんばります。
町報は皆さんの声を大切にしていきたいと思っています。
感想などお寄せいただけたら幸いです。(小布施町役場:土屋)
【2010/12月号 町報おぶせ】
Film2
最終審査30作品にノミネート
クラスの勢いは止まらない
次のステージに臨む
11月9日、1通の手紙が届いた。ふるさとCM大賞応募78作品の中から、最終審査に進む30作品に選ばれたのだ。クラスメイトの喜びが爆発した。
「1年2組のみんなが協力してできた作品だ。最終審査のステージパフォーマンスはクラス34人全員でやろう!」担任の本間先生も興奮していた。
最終審査のステージで何をやるか、クラス全員で話し合い、多数決でCMの続きを演じることになった。
撮影とは違いステージでは一発勝負の難しさがある―誰の心にも少なからず不安があった。
しかし、練習を繰り返していくうちに、その不安は「クラス全員で最高のパフォーマンスを演じたい」ただその一点の思いに変わっていた。
【2010/12月号 町報おぶせ】
Film1
監督が作品に込めた「2つの願い」
今年、小布施中学校の1学年では、「総合的な学習の時間」の授業で、少人数のグループに分かれた生徒たちが町の中の工場や特産物販売所などを訪れて小布施について調べ、見たり聞いたり感じたりしたことを映像にまとめて9月の鳳凰祭で発表することになった。
そんな中、1年2組の1つのグループでは、学習の中で感じた小布施の魅力をより多くの人に伝えようと「ふるさとCM大賞」に挑戦することを決めた。
監督に立候補したのは月岡さん(押羽)。友人の根岸さん(大島)が助監督、伊東さん(東町)が記録に決まった。まず、どんな作品にするかグループの7人で意見を出し合い、小布施からイメージするものを連想していった。なかなかアイデアがまとまらず、仲間の焦りと不安を感じた月岡さんは提案した。
「進学などで町を離れてしまった人に、またふるさとに戻って来て欲しい」「小布施を訪れた人にもう一度来てもらい、人とのつながりを大切にしている町の皆さんの温かさに触れて欲しい」この願いを込めようと―。
最初に決まったのは「帰りたくなる町小布施」というタイトルだった。「できるだけクラス全員が出演できるようにしよう」グループの心が一つになった。
夏休み、太陽がじりじりと照りつける真夏の午後に撮影は始まった。栗の小径、岩松院などでのあいさつシーンの撮影では予定通りにいかず焦る場面もあったが、グループで話し合い進めていった。気がつくと日が暮れかかっていた。みんなくたくたに疲れていたが、なぜか笑みがこぼれていた。最後の駅での撮影にはクラス全員が参加した。ハプニングもあったがクラス全員で作りあげた達成感で満ち溢れていた。
町を離れてしまった人にふるさとに戻って来て欲しい
小布施を訪れた人にもう一度来て欲しい
【2010/12月号 町報おぶせ】
ふるさとの魅力を、ふるさとへの愛を発信する
「ふるさとCM大賞NAGANO」。
未来の小布施を担う中学生がCMに込めたふるさとへの思い、30秒にかけた思いとは
この経験を通してどんな事を学び、そして感じたのか。
地域を見つめ直すまちづくりの原点ともいうべき取り組みを紹介する。
ふるさとの思いを伝える
「ふるさとCM大賞NAGANO」は、豊かな自然と人情を育むふるさとへの思いを
手作りCMに込めて競い合う、abn長野朝日放送が主催するイベント。平成13年
から開催され今年で10回目となる。
小布施町は平成14年の第2回大会で、東町のきつね祭りを取り上げた作品「ミス
テリアス小布施」を出品し県知事賞を受賞している。
【2010/11/19 小布施町役場行政コンサル三日目in長野】
愛称「まちとしょテラソ」
これまで旧図書館は、「町図書」の愛称で親しまれていました。
この「町図書を「まちとしょ」というひらなが表記にすることにより、「町」だけではなく「待ち」をイメージします。町の図書館であることと、待ち合わせの場という意味をこめてあります。また、町じゅうを図書館に見立てる構想もあり「まち」という言葉を大切にし、「まちとしょ」を愛称の一部に採用しました。
「テラソ」は、設計当初から「夜間、グランド側から眺めると、闇夜を照らすあんどんのような存在感になる建物に」という考えがりました。そこで「照らそう」から「テラソ」が生まれました。また最澄の「一隅を照らす、これ即ち国の宝なり」から、「世の中を照らしだす場。この場から、日本を、世界を照らし、この場へ、日本から、世界から、人やものごとを招き入れ、照らしあう場となる」と意味が込められています。これは、新図書館の理念「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」と合致すると考えます。
横文字の表記は、造語で「Terrasow」。「TERRA」は、ラテン語で地球・大地の意味。「SOW」は、種をまくこと。出会いの種、育てあいの種をまくこと。想、創、層、総、送、相、沿う、草、奏、壮、贈、巣、窓などの意味も含みます。「みんなを照らそう、新図書館から地球を照らそう」という、明るくて前向きで和やか願いを込めています。
これまで親しまれてきた「まちとしょ」に新しい意味を持たせ、また新図書館の理念に基づいた「テラソ」を合わせて「まちとしょテラソ」を新図書館の愛称とします。