先日、とある会社(としておきます)のミーティングにオブザーバーとして参加いたしました。
やぶちゃんがファシリテーターをするミーティングを見てみたかったからです。
やぶちゃんはじめ、ミーティングにご参加された方々のご厚意に甘えさせていただきました。
ありがとうございます。
内容はここでは申し上げませんが、ミーティングの流れを大まかにいうと、「社長の立ち位置の確認」「社長以外の方々の立ち位置の確認」「それぞれの立ち位置の微調整」という流れでした。
ミーティングの中で、私にも発言の機会があり、野球の守備範囲の例を挙げたので、野球に例えてみます。
例えば、バッターの打った球が、センターとレフトの間にフライとなります。
センターとレフトを守っているそれぞれが、「どちらが取ろうか」とか、「センター(レフト)が取るだろう」と思っていると、取れる球も取れない時があります。
俗に「お見合い」という現象。
このお見合いを防ぐには、声をかけ合う必要があります。
それぞれがわかっていたとしても、声をかけ合って確認し合う必要があります。
今回のミーティングは、それぞれの方々が声をかけ合って確認し合っていたような印象です。
ファシリテーターの役割は、その声のかけ合いを促すこと。
声をかけ合うことで、自分の立ち位置もわかります。
そして、その立ち位置を自ら微調整していきます。
さらに印象的だったのは、ファシリテーターの立ち位置。
ファシリテーター自身も自分の立ち位置について声を出していること。
今、ここで自分が何ができるか。
それぞれがそれぞれの立ち位置にいます。
周りを見て、声をかけ合っていかなければ、自分が立っていることはわかっていても、自分がどこにいるのかわかりません。
皆が目指しているところが違っていると、そこで何をするのかもわかりません。
それぞれの立ち位置を声に出すことで、そしてそれらを確認することで、自分の立ち位置の再確認と微調整が可能になります。
オブザーバーの立ち位置にいた自分も、今、ここで何ができるか、ということも考えさせられました。
その微調整のひとつとして、今、ここで自分は今回の「わもんな言葉」を書いています。
《サノトモ》