エスパーを日本語でいうと「超能力者」ということが多いですが、Wikipediaによると「超能力」は、「ESP」と「サイコキネシス(念力)」に大別することができると書かれていました。
エスパーを英語で書くと「esper」です。
語尾の「-er」は人を表す接尾辞ですので、エスパーとは「ESPを持っている人」ともいえます。
「ESP」というのは「ExtraSensory Perception」の頭文字をとったもの。
直訳すると「超感覚的知覚」です。
Wikipediaでは、「ESP(超感覚的知覚)」の種類として3つ挙げられていました。
「テレパシー」「予知」「透視・千里眼」です。
この3つであれば、できるとは言えませんが、できそうな気がします。
「テレパシー」は、ある人の心の内容が、言語・表情・身振りなどによらずに、直接に他の人の心に伝達されること。
「あの人ならば、こう考えるだろう」と思いを馳せることはできます。
その断定形が「テレパシー」なのではないか。
「予知」も、「こうなるだろう」はしばしば思いますが、「こうなる」と断言できるのが「予知」ではないか。
「透視・千里眼」にしても、「かもしれない」ではなく、「だ」。
何となくそのような気がします。
やぶちゃんは「超能力」とは言わず、「超・能力(ちょうてんのうりょく)」と言います。
このときの「超」は、「超スピード」とかの「超」で、「とてもすごい」というような意味です。
本来持っている能力を磨き続けた結果、とてもすごい能力になったということです。
誰も持っていない特殊能力のことではありません。
五感・知覚を研ぎ澄ませたものが「ESP(超感覚的知覚)」。
「超能力者」と聞くと胡散臭いイメージもありますが、「エスパー」の語源をみると「わもん聴覚」を磨き続けた延長線上にありそうです。
《しもん協会:サノトモ》